自然に四季があるように、
潮に満ち引きがあるように、
月に満ち欠けがあるように、
森羅万象には、リズムっていうのがあるよね
一方の極から、もう一方の極へと、振り子のように動いている
私たちが、その中で生きている以上、
私たち自身にも、リズムがあるのは、当然のことなんだと思うの
どうして、こんなに同じ感情を繰り返すんだろう、とか、
どうして、歓喜の後に、悲嘆が訪れるんだろう、とか、
どうして、あんなに絶好調だったのが、こんなにどん底に落ちるんだろうとか、
思ってるよね
・・・・分かってるよ、私も同じ
だって、自然にリズムがある以上、
自然の一部の私たちの、感情や体調にダイナミズムがあるのは、ある意味、宇宙の真理なの
あなたが悪いわけじゃない
そして、
私たちは、その変化自体をなくすことはできないんだ
だって、相手は、宇宙の真理だからね、ちょっとやそっとじゃ、太刀打ちできないよ
でも、
リズムがあることと、魂の状態は、連動していないってことに、気づいていたら、いいと思うんだ
リズムは、善悪とは無関係であって、
満潮が良くて、干潮が悪いってことじゃないんだもん
夏が正しくて、冬が間違っているってことでもないよね
高い意識と低い意識、喜びと悲しみを行ったり来たりすることに、魂をつきあわせなくていいの
感情の浮き沈みがあっても、
「もう、私ってダメ人間なんだ・・」とか、思わなくていいの
感情や思考は、あなたのものじゃないから
どこからか、やってきて、また、去っていくものだから
「ああ、またやってきたね、悲しみよ、こんにちは」
「おお、次はキミかい、ワクワクのアイデアさん、ハロハロ~」
そんな感じの視点を持っていることで、ただそれだけで、いいと思う
荒波に揉まれる舟に乗り込んでなくていい、
その舟を、離れた丘の上で、遠隔操作する操縦士の立場、
それが、本当の、私たちのいる場所なんだと思うんだ
そして、操縦の仕方を、一生懸命、マスターしようと頑張ってる
成熟した操縦士の心は、いつもピースフルなんだよ
だって、自分が安全な場所にいるってことを知っているんだからね