Riyo(里誉)’s クレヨン

世田谷区桜新町のスピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」です☆

慈悲と涙と豊かさと

2010-11-13 | フォルテネージュ
<慈悲>という言葉には、
どうして、<悲しい>って字が使われているんだろうって思ってた


思いやりや愛情を表す言葉に、
<悲しみ>があるのは、どうしてだろうって








 

 

仏教用語の<慈悲>って、
仏や、菩薩が、人間の苦しみを抜いて、楽を与えることなんだって

その人の抱えている人生の苦しみを、一緒になって、うめき、悲しむことは、
マラソンの伴走者みたいに、力強いサポート力を発揮して、

その人が、魂の奧深くに閉じこめていた涙を、たくさん流すことを助けるんだ

悲しみは、涙に溶けて、少しずつ、流れ出ていくんだね

そして、流れ出て空洞となったその部分には、
歓喜が、安堵が、流れ込んできて、スペースを埋めてくれる

喜びに満たされたそのときもまた、
瞳には、クリスタルな滴が光っているってことも少なくない




 

 




だから、

人の心には、

悲しんだ分だけ、

新しい光が入ってくるよって、言われるんだ









 

 

 

 

涙と愛の源泉は、実は、同じ豊かさをたたえていて、

たくさん、悲しむ人が、
そのまま、たくさん、喜ぶ人で、

たくさん、涙を流す人が、
そのまま、たくさん、愛する人、なのかも知れないね

 

 

 

 

 

 

 

 

ほら、そこの泣き虫さん

あなたが、正真正銘、本当に豊かな人だってこと、私は、知っているよ