少なくとも大学生の頃まではあったと思う
可愛いものを見ると、奥歯を噛みしめたくなる衝動
犬とか、猫とか、ぬいぐるみとか、とってもキュートな女の子とかを見ると、
って感じで、奥歯をぎゅっと噛み合わせてしまう私・・・
こんな癖って特殊なのかしら?って思っていたら、
昔、中森明菜が、子犬を見て、「んっ~~~」ってやっていたので、「あ、私だけじゃないんだ」と思った
でも、
社会人になって、この癖がいつしか消えていたことに気づいて、
ちょっと寂しかった
可愛いと思うことは同じようにあるけど、歯を噛みしめたくなる衝動は湧いてこず、
何だか、感性が鈍ったみたいで、悲しかった
そして、何年も何年も過ぎていった
ところが
最近、この感覚が戻ってきている
フォルテを触っていて、あまりの可愛さにとなったりする
どうやら、
五感の中でも、触覚が引き金になっているみたい
ふわふわ、モコモコな感じとか、
あったかくて密度のつまった感じとか、
思わず、ギュッと抱きしめたくなって、
抱きしめたときの感触を想像するのと連動して、
奥歯をギュッと噛みしめたくなるというメカニズム
モスキート音みたいに、ある年齢を過ぎると絶対に聞こえないってのと違って、
一度失ったと思った子どもの頃からの感性が、
また戻ってくるというのは、
成熟して個を確立した人間が、再び、幼子(おさなご)のような無我な境地に達するといった、行ってまた戻るカーブ曲線を連想させて、
かなり、嬉しくもある
でも、こんな癖、
中森明菜と私だけかしら
スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」