Riyo(里誉)’s クレヨン

世田谷区桜新町のスピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」です☆

トランスパーソナル心理学体験ワークショップに参加して

2009-08-17 | トランスパーソナル
明治大学の諸富祥彦教授の主催するトランスパーソナル心理学体験ワークショップ「スピリチュアルな自己発見」に参加した


諸富教授は,漫才のような語り口のおもしろいお兄さん的キャラクター


笑いが絶えない中にも,学びの精神にあふれた活気のある雰囲気の2日間だった


実は,諸富教授は,若い頃,生きる意味に悩み,


3回ほど自殺未遂をした経験があるという


あるとき,3日間飲まず食わずで悩みぬき,とうとう死を考えて「もうどうにでもなれ!」と思ったとき,


寝転がった自分の体の上に,「命の働き」ともいうべきエネルギー体があるのを見たという


当時,大学生だった彼は,


「肉体は仮の姿であり,目の前のこれが自分だ」と直感的に感じ,


この肉体が滅んでもエネルギーである自分は生き続けると思い至ったとのこと



こんなふうに,自分の視点を転換した実体験からの気づきは,



彼の現在の研究の基礎になり,人への説得力をも増強させているように思う









「トランスパーソナル」とは,「個を超えた」という意味


心理学者アブラハム・マズローが,究極の自己実現の状態を説明するのに使い始めた言葉である


人間は,自分の欲望を満たし続けても,満足することはなく,


端から見ると幸福を手に入れている人でも,その人の内面では空しさを感じているということはよくあることだ



つまり,究極の自己実現には,


自分という「個」を超えた他とのつながりが必要だということ



横のつながりとは,他人との一体感であり,



縦のつながりとは,大地や宇宙とのつながり,深層心理や命の源としての「神」とのつながりなどである



一度、個を確立した人(パーソナル)が、さらに進化して個を超える(トランスパーソナル)こと



そんな,個を超えたつながりについて研究するのがトランスパーソナル心理学



こんなふうに,とっても,スピリチュアルな考え方なのだ








諸富教授も言っていたけれど,


現在,日本において,「スピリチュアル」という言葉は,


江原さんの功績が大き過ぎて,


霊やオーラが見える,人の前世が分かるといった,とても限定的な意味で解釈されている



でも,本来,「スピリチュアル」という単語は,


人智を超えた崇高なものという意味であり,


スピリットとは,神の息,すなわち魂,命の働きのこと



実は,


私のサロン「フォルテネージュ」の名前を,スピリチュアルカウンセリングサロンとしているのも,


霊やオーラを見るということではなくて,


目の前の現実を,自分の中に宿る神(スピリット)からのメッセージとして捉え直してみると,


どう見えるかという視点を提供したいという願いからのネーミング



今回のワークショップでは,そんな思いを励まされたように感じて嬉しかったし、



こういうことを重ねることで、「なすべきところで、なすべきことをしている」という感覚に近づいていくのだろうと確信した








たくさん瞑想的なワークをしたけれど,



その中で,大地のスピリットのワークが印象に残っている




まず,今,悩んでいることや答えが欲しいことをひとつ思い浮かべる


そして,瞑想に入り,


ここにいると心が落ち着くと思う,具体的な場所を思い出す


それから,あたかもその場所にいるかのように,その空気感や周囲の様子を思い描き,


さらに,その場所を体の動きで表現してみる


そして,その場所の神(スピリット)になったつもりで,何か言いたくなったら言葉を発してみたりする



そのメッセージと,最初の自分の疑問を照らし合わせると,



何らかの気づきがあるというものだ



このとき,



自分の心が落ち着く場所とは自分の魂のエッセンスと共通する場所であり,



必ず,問いに最もふさわしい場所が思い浮かぶはず・・・とのことだった



そして,



自分がその場所になりきって演じてみることで,エッセンスのピュアな部分が意識にのぼってくるのだ



そこを、ヒョイっと捕まえる









私の問いは,


「遊び心を得るにはどうすればよいか?」というもの


何でも義務的に感じてしまったり,頭で考え過ぎてしまうのが私の癖だ



思い浮かべた場所は,


先日行ったばかりの,津南町のひまわり畑だった



太陽がサンサンと降り注ぎ,


見渡す限り続く金色の花々が,うんと背を高くして誇らしげにしている姿




その場所を体で表現していると,



私は,手足を広げて,「パン!パン!」と言いながら,はじけていた



そして,ひまわり畑のスピリットになりきっていたら,



「太陽は命の源。日の光を浴びなさい。無邪気に命を謳歌しなさい。」と言っていた








以前,ある人から「椿は陰の花」と教えられたことがある



だから,陽とひきつけあうのかも知れない



そういえば,ワークショップが行われた場所は,亀戸のカメリアホールだった



もっとも,ホールの看板には,椿ではなくて,亀(カメ)が描かれていたけれど。。






紫外線を防止するレイキをかけて,



何にも考えずに日光浴でもしてみるかな



               スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」