他人のエネルギーを受け取りやすい種類の人がいる
スピリチュアルなことに興味のある人には特に多いと思う
たとえば、
貯金や老後の心配をしている人ばかりが集まった場所に行ってしばらく過ごすと、
誰とも何も会話をしなくても、
帰ってくると、自分もやたらと将来が不安になってくるみたいな。。。。
悩みや痛みを持つ人と接していると、
そのエネルギーを正面から受け止めるばかりでなく、
自分の内部で増幅させて自分の体をも痛めつけてしまうような体質
たぶん、パーティーが苦手な人とかは、人のエネルギーを受け取りやすい人だろう
自分のものだか他人のものだか分からなくなって、混沌としてしまうのだ
アストロロジー的に言うと、
魚座の強い人
「エンパス」(共感能力者)という言葉を使うサイキックリーダーもいる
私も他人のエネルギーをすぐに受け取るから、
今と同じく、人と接する仕事でも、家庭裁判所調査官をしていた頃は、
面接する相手によって、
話すスピードも口調も言葉遣いも態度も変わっていた
それがNLPという面接技法に通じるものがあったのは確かだが、
自分はすぐに溶けてなくなってしまう感覚があった
時にはそんな女優みたいな仕事ぶりを密かに楽しむこともあったけど・・・
何よりも、
とても優柔不断だったと思う
人の考えをすぐ取り入れて、それが自分の考えと同化するので、
自分が何を考えていたのか分からなくなってしまう
人と接すると自分じゃなくなる感じがするので、一人でいるのが好きだった
あの頃は、
何が起こっていたのか分からず、
人見知りで決断力のない自分を嫌いに思うこともあったけれど、
私は、いろいろな人のエネルギーのるつぼと化して、混沌の海にいただけだったのだ
そういうことに心当たりのある人は、
毎日少しずつでも自分に戻るための時間が必要だ
家族に頼んで、30分でもいいから、一人、部屋に籠もって、
その間は他人のエネルギーとさよならして、自分に戻ると設定する
瞑想でも、スキンケアでも、音楽でも、何か没頭できる時を過ごすこと
そして、
特に悩みや痛みを抱える人と接する時は、
自分の周りにあるエネルギーのまゆを強化するイメージをしながら、
他人の痛みをそのまゆの外側で理解してあげるようにする
それは、決して「冷たい」ことではない
たとえ、あなたがその痛みを自分の中に取り込んで、自己犠牲的に自分を痛めつけても、
相手の痛みは取れないのだから
自分が優柔不断だと思っているあなた、
もしくは、あなたの周りにいる優柔不断に見える人は、
もしかしたら、
自分と他人の感情や思考の渦に巻き込まれているのかも知れない
でも、
「迷う」ことは悪いことではないし、
早く決めれば良いということでもない
決断するまでのプロセスを楽しむようにするのも、
生きることを楽(ラク)にする方法のひとつです
スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」