J234節。
山雅は22日、アルウィンに首位を突っ走るガンバ大阪を迎えた。
試合は開始早々5分、圧倒的不利が予想された山雅が先制した。塩沢のヘディングシュートだ。
このゴールがガンバを本気にした。
15分にガンバが同点に追いつき、39分には逆転のゴールがネットを揺らした。
防戦一方の山雅、25分キーパーの白井も負傷。村山と交代に。
ボールを奪う、ボールをつなぐ、展開力など山雅には到底敵わない。
4分間のアディショナルタイムが長い。耐えに耐えた。
後半が始まった。
その3分後、岩上のロングスローをキーパーがはじき、飛び込んだ犬飼がゴールを決めた~
2:2 同点!セットプレーで2点をゲット。
このゴールは山雅の攻撃力に火を付けた。
ハーフタイムがチームを変えた。
風上に立った後半、ボールがつながってきた。埋め尽くしたサポーターが声援を送る。観客数17,148人。
相変わらず走り回る。この走力が持ち前。一生懸命さが命。
中に入ってくるボールをことごとくはじき返す山雅守備陣。
遠藤も痛んだ。包帯を変える。
78分阿部が手痛い反則を犯し、一発退場に。
必死さが伝わる。アディショナルタイム4分を守り切り、引き分けに持ち込んだ。
勝ち点は1だが、山雅にとっては光り輝く1点だ。
ノーサイド。挨拶を交わす。
サポーターへの感謝を伝え、引き上げるガンバ大阪の選手たち。
同じく山雅の選手たちも。