楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


狩野永徳展

2007年10月27日 | 旅行
 25日狩野永徳展(10/16~11/18京都国立博物館で公開)を観た。
桃山時代に日本美術史に輝かしい足跡を残した狩野永徳(1543~1590)は、信長、秀吉などの時の権力者に重用された絵師で、彼の金碧障塀画は、安土城、大阪城、聚楽第をはじめ多くの館を彩った。

 ただ、彼の作品は戦火に消失し作品数が少なかったため、以外にも展覧会が開かれていない。

 今回は、史上初の大回顧展として、国宝5点、重文9件を含む国内外から集められた名品、新発見・初公開作品のほか、父の松栄、弟宗秀、狩野派の作品など71点が展示されている。

 上の写真はパンフレットと出品目録(2,500円320P)。最近発見された「洛外名所遊楽図屏風」を写したもの。下の写真は「洛中洛外図屏風」の祇園祭りの箇所。展示場では単眼望遠鏡でのぞいている人を多く見かけた。細かな描写を観るにはね、なるほど。


11月8日午後8時からNHKBSハイビジョンで「天才画家の肖像・狩野永徳」が放映される。
コメント (2)
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