あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

大人の修学旅行 日光の旅(その2 輪王寺)

2016年05月30日 | 旅行記

に1泊2日の日光の旅は、いよいよ世界遺産に登録された場所にやってきました。

日光東照宮、二荒山神社、日光山輪王寺の二社一寺の総称を日光山内(にっこうさんない)といい、平成11年に世界遺産登録されました。
二社一寺にある103棟の建造群とその周辺の遺跡・自然環境が含まれます。

前に日光といえば東照宮を見て、いろは坂を通って華厳の滝に行った位しか覚えていませんが、実は東照宮の周辺の輪王寺や二荒山神社などみどころがいっぱい。
今回は堂者引きというガイドさんの説明を聞きながら全部を回りました。

堂者引きと回った順番で掲載していきます。


まず待ち合わせは、日光山を切り開いた勝道上人(しょうどうしょうにん)像前です。
1250年も前の事で、上人は日光山岳信仰の祖といえる方です。









最初の輪王寺は平安時代からの歴史があり、比叡山延暦寺、東叡山寛永寺と並ぶ天台宗大本山の一つです。
見えてきたのが日光山輪王寺本堂(三仏堂)のはずが・・修理のために覆った建物です。
建物の右側には樹齢500年の金剛桜がありますが、まだ開花していませんでした。












輪王寺の本堂(三仏堂)は現在50年ぶりの修理中で、「素屋根」が大伽藍を覆い、中の工事の様子や、展望が楽しめる天空回廊ができています。
正面33m、側面25m、高さ26mに達し、日光山随一、東日本では最も大きな木造の建物です。
完成したらこの絵のような姿を見ることができますが、完成は平成30年の予定だそうです。

修理中で残念!と思いきや、内部に入り修理の様子を間近でみることができます。
そして三仏という名の通り、馬頭観音、阿弥陀如来、千手観音の三体のお姿を間近で拝むことができました。
阿弥陀如来は修復中で横になっているところで、こんな姿を見ることができるのも、修理中だからこそです。

また屋根を葺き替えるための杉の板にお願い事を書いて納めてきました。
この板が屋根の一部になるということですから、ロマンを感じます。









僧侶の方々どちらへ行かれるのでしょう・・








内部の様子は撮影できないので紹介できませんが、三仏堂の屋根と同じ高さの天空回廊からの眺望は、修理期間限定です。
ガラス越しではっきりしませんが、所々桜が咲いています。









大きい建物は宝物殿です。









お庭は江戸期の池泉廻遊式庭園です。


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