あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

目白まち歩き

2016年05月16日 | まち歩き


公民館の移動講座で、鳩山会館、日本女子大を見学した後、女子大のすぐ近くを散策しました。


最初に着いたのが新江戸川公園です。
この建物は松聲閣(しょうせいかく)といって、江戸時代から戦後にかけてこの地に所在した旧熊本藩細川家下屋敷のあったこの地で、細川家の学問所だったようで、一時期は細川家の住まいとして使用されていました。
最近歴史性を生かして修復されて、一般でも集会室などを利用できます。









松聲閣の2階から見た庭園です。









細川家下屋敷の庭園の跡地を利用した池泉回遊式庭園は、自然の地形を生かした作りで、周囲の園路を歩きながら鑑賞できるようになっています。
池の向こうには松聲閣が見えます。









しばらく行くと階段があって、そこを上がるととても大きなイチョウがありました。









ここは水神社です。
この近くに堰を作り、井頭池からの流れを、水位を上げて神田、日本橋方面に通じたということで、水神が夢枕に立ち「ここに水神を祀れば堰の守護神となって安泰なり」とのお告げがあって、水神社を祀ったといわれています。









次に関口芭蕉庵を見学する予定でしたが、定休日でしたので、次に進みます。

塀越しに見えてきたのが焦雨園です。
2月に行った椿山荘に隣接していて、明治30年に、約6千坪の敷地に、元宮内大臣田中光顕伯爵の邸宅と回遊式庭園が建設されました。
現在は講談社の迎賓館として利用されていて非公開なので、塀の外からだけしか見ることができません。
ただNHKの朝ドラで3月まで再放送されていた「どんと晴れ」の旅館加賀美屋の撮影がここで行われていたそうで、重厚な建物をドラマの中で見ていました。









表門はこんな感じです。









すぐ近くに、細川家下屋敷跡の一隅にある永青文庫がありました。
約6千点もの美術工芸品、10万点もの史料を所蔵し、一般公開されています。

この建物は旧細川侯爵家の家政所(事務所)として、昭和初期に建設されたものです。
ここは外観だけの見学でした。





このあと和敬塾に行きましたが、これは次回掲載します。


コメント
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