都から那智山まで山川80里、往復1か月の日数をかけ踏み分けた参詣道が「熊野古道」と言われています。
そのうちのほんのちょっとの区間、大門坂から那智大社までの約600m、杉木立と石段の道をゆっくり歩きました。
スタートは夫婦杉。樹齢600年、幹周り8.5m、樹高55mもある杉が迎えてくれました。
267段の石段を登って行きます。
世界遺産に登録する前は、訪れる人はとても少なかったので、石段が苔むしていたのに、登録されてから人が多くなり、
石段の苔はすっかりなくなってしまったそうです。
去年10月の台風でこんな無残な姿になってしまった木もありました。
あちこちで木が倒れたようです。大丈夫なんでしょうか?
ガイドさんの話では、前はもっとうっそうとして暗かったのに、木が倒れ、ところどころ明るくなってきたということでした。
しばらく行くと木々の間から那智の滝が・・
昔の旅人もここで一息ついで、この滝を見たことでしょう。
おや?平安人の行列?
出発前に平安衣装を借りた若者たち。この衣装で草履をはいて、ごつごつした石段は大変だったでしょう。
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