たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く グルメ編 Vol. 9

2006-01-23 | グルメ編  



ロスアンジェルス市パサディナ。

ルート66の起点にほど近い場所にハンバーガーショップがあります。

もう、100年以上も続いた由緒あるハンバーガーレストランです。ショップじゃあ、ありません。レストランです。
たかがハンバーガーと侮るなかれ。マックなどとは質が違います。でかいバンズ、分厚いハンバーグのようなパティ、てんこ盛りのフレンチフライ、ポテトサラダ、あるいはレタスミックス。
極めつけはシェークです。いつもはバニラシェークを頼みますが、一人では到底飲みきれない。しかも、強烈に甘いのであります。 3人くらいでシェアして丁度いいかも。
あるとき、甘いものには目がない2人の女の子を連れて行きましたが、やはり、1人前でギブアップでした。

日本のマックにいくと、いくつかのバーガーを一人で頼む人を見かけますが、この店ではそんな必要はありません。
1個で十分です。1個で。それでも食べきれるかどうか??

メインストリートからコートヤードマリオットに向かう通りの右側にひっそりとあります。


ご評価のワンクリックをお願いします!

たーさんの裏街道を行く グルメ編 Vol. 8

2006-01-23 | グルメ編  



料理ではないけれど・・・・

クロアチアに行きますと、AJI NO MOTOブランドのアジシオが売っています。

一見味の素風の容器に、芸者さん?の絵があしらってあります。土地の人に言わせると、世界の味の素も登録商標の関係で、クロアチアだけは味の素を名乗れないとのことでした。
珍しいので、2-3個買ってきてもらい、持ち帰ったのだけれど、どこへしまいこんだろう?
1個は間違いなく、イタリアでサラダに使ってしまったはず。(塩分とりすぎ・・・)

もう一度手に入れたいけれど、遠いなあ・・・・。


ご評価のワンクリックをお願いします!

たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 40

2006-01-23 | 中国編

あたりの照明が暗いので、ひときわネオンが目立つサウナに到着。

スタッフと口をきくのもおっくうになっていたので、個室サウナというのを選択。
個室というのは、大きな湯船と、二人用くらいのサウナルーム、寝そべって自動マッサージ機付のテーブルシャワーということらしい。
三助よろしく、蝶ネクタイのお兄ちゃんが湯船に湯を張り、サウナルームのスイッチを入れてくれる。
壁には1,2,3の番号のついた押しボタンが並んでいるが、訳を聞くと、
1. サウナが終わった合図 → あかすりのお兄ちゃんが来る。
2. 湯船でのんびりが終わった合図 → 頭を洗ってくれるおねえちゃんが来る。
3. 風呂が完全に終わった合図 → マッサージ師が来る。
                       男・女どちらでもよい。
というわけで、3番を押すとタクシーの運ちゃんが言っていたように、お姉ちゃんを選択できる仕組みらしい。
マッサージはお兄ちゃんで頼むよ。もう、カチカチだ。
かしこまった顔をして、湯を張ってくれたお兄ちゃんが戻っていく。

静かで、しかも広いスペースを独占して使えるのは田舎ならではの贅沢ですなあ。こりゃあ気持ちいいや。
サウナが終わると、1番のボタンを押す。すぐにおじさんがやってきて、ガッシュガッシュ垢すりだ。
毎度のことながら、どこにこんなに張り付いているのかと思うほど、垢がボールのようになっていく。
垢すりが終わり、湯船でのんびり。これだけ広いと、思わず泳いでしまいますなあ。やっと、芯から温まってきたので、2番のボタンを押すと、今度は妙齢のお嬢さんが頭を丁寧に洗ってくれて、首、肩などもマッサージ。
さすがに1時間はやらないものの、たっぷり20分くらいはやってもらえた。
ちょっとサウナに戻って、もう一度湯船に入る頃には、先ほどのイライラカッカもどこへやら。満ち足りた気分になっていた。さあ、真打マッサージのお兄さんを呼ぶために3番のボタンを押しますぞ!
しかし・・・、今回はいつまでたっても来ない。もう十分位も経つだろうか?
念のため、もう一度3番のボタンを押す。 うーーん、まだ来ないのかなあ?

やっと、ドアがノックされた。
「コンバンハ。」あらっ?何で小姐が・・・?
「えーと、マッサージはお兄ちゃんを頼んだんだけど?」
「男の人は、今日は皆帰っちゃったので、私がやりまーす。」
しようがない。女の子じゃ力が足りないので、男のほうがいいんだけれども。誰もいないんじゃあね。確かに時間も遅いし。本当は違う方もやるんだろうけど、マッサージだけでお願いしますか。
普通の服を着ているので、マッサージやる気満々でしょう。

グイグイ、グッグッ。 うむ、なかなか指の力もあって調子がいいぞ。
疲れが出てきたのか、いつの間にかうとうとしていたようだ。マッサージの手が止まっている。
うん?どうしたのかな?顔を上げて見ると・・・
うわー、お嬢さん、あなた何服脱いでるの?
「ちょちょっと、何してるの?」
「何って?做愛よ。」
「何で?」
「3番のボタン押したでしょ。」
「押したよ。マッサージ呼ぶためにね。しかも男の人を。」
「マッサージは別。3番はこれよ。」にっこり笑ったって・・・、よく見りゃ可愛いんじゃん。
「もういいや。面倒臭い。どうせ、もう料金に入ってるんだろ。早いところお願いしますよ。」



おざなりの做愛かと思っていたら、大間違いでした。
隅から隅まで、懇切丁寧なご対応ぶり。山東省の女の子は肌のきめが細かいので、吸い付くようです。



ご評価のワンクリックをお願いします!

たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 39

2006-01-23 | 中国編

寒いさなかに深夜までミーティング。

交渉難航し、相手は一歩もひかない。
もう11時を回ろうというころ、まだ、交渉半ばであったが、先方のスタッフが外からのケータリングを持参してきた。
実にいい香りなのだが、こちらは腹が減ってるし、頭に来てるし。
「たーさん、話し合いは一旦中断して、食事にしませんか?」と先方が切り出したのと同時に皿を並べだした。
虫の居所が悪かったのか、この光景を見ていて無性に腹が立ってしまい、交渉のことなど、どこへやら。
言い放ってしまった。
「ふざけるな。話も終わってないのに、おまえらとめしなんか食えるか!!」
座っていた椅子を蹴倒すと、すたすた外へ。
あわてて、同行していたスタッフが後を追ってくる。
「たーさん、まずいですよ。戻ってください。」
「いやだ。今日はもう終わりにする。やってられるか!あいつらと飯も食いたくない。」
「しかし・・・・」
「いいさ。ここだけが客じゃない。もう少し話し合いをしたければ、明日の朝、おまえに連絡るだろうし、迎えにも来るだろう。来なければ、こことは終わりだ。帰るぞ。」
一人だけ残って、あとはしぶしぶ帰途に。
まあ、今となっては計算のうちだが、腹がたったのは本当だ。今まで机をたたいていたのに、にこにこ飯なんか食える民族じゃないんだ。大和民族は!フッフッフッ。大人気ないのは僕だけかも知れないけど・・・・

外は寒いし、喧嘩別れで車もないので、テクテク歩いていたがここは山東省、さすがに冬の冷気が身にしみてくる。しかもこんな夜に限って、タクシーも通らない。
スタッフは気をきかせて反対車線にも一人いて、タクシーをまっているが、全く来ない!
やっとのことで、1台来たタクシーに乗り込む頃には、すっかり冷え切ってしまって歯の根もあわない。

「おい、ホテルまでもたないぜ。どっかで暖まって行こう。サウナなんてないかな?」
早速、運転手が聞きとめた。
「旦那、超美人そろいのサウナがありますぜ。」
「いや、サウナできれいなところ、新しいところがいいな。そっちは有名でなくてもいいから。」
「しかし、この近くですと、そこが一番近くて、清潔ですよ。」
「じゃあ、いいや。そこに行ってくれ。ホテルに戻るから外で待ってくれよ。」
「ようがす。」
「決まりだ。」

15分ほども走ると、ひっそりと静まり返った一角にネオンまばゆいサウナが見えてきた。ここか。

つづく。


ご評価のワンクリックをお願いします!