お嬢さんの名前は林さん。(シンガポールだとLimさんですね。)
さすがにまあ、皆さんあっしの好みのタイプをよくご存じで、一言で言うと美人さんです。
名前を見ると福建省系と見立てたところ、やはりご先祖は福州市近郊出身らしい。
福州は福建省のほかの地域とは違って、意外と美人系が多い。
広東省系でなくてよかったー。
Ms.Limさんと一緒にホテルからは徒歩でも行ける、行きつけのマッサージ店に向かう。
夜は混んでいることが多いが、土曜日もこの時間だと、空いている。
部屋は、個室風にはなっているものの、南国風に仕立ててあって、ゴムの木や
大きなポトス、アルミニウムプラントなどは配してあるスペースにマッサージチェアが
置いてある。
昼までの中途半端な時間を全部ということで足と全身の半分位をお願いする。
足マッサージの前には、薬湯が入った桶に足をつけこんでからスタートするが、
こちらの薬湯はスペシャルブレンドということで、足への浸みこみかたが違うような
気がして、お気に入りの店の一つ。
なんとMs.Limがこの店の割引券を持っていて、0.5時間分はロハということになった。
マッサージが終わると、このままホテルに帰って眠りたくなってしまったが、こういうことが
起きないための同行一名。
気力を振り絞ってランチに向かう。
その名も梅州飯店。
時間が許す限り、現地の人にもお願いしてお昼を食べに来る店なのだ。
まずは塩豆でタイガービール。
それに、梅菜扣肉(豚肉と梅菜の煮込み)
客家の伝統的な名物料理で、豚肉をしいて、梅菜を加え、醤油、砂糖、
ニンニク、生姜を加え、肉を煮込む。
煮込んだあとに醤油をかけ、土鍋で蒸すという手の込んだ作り。
この店でのマイベストはこれ。こいつがまた絶品で、白飯とこの料理、それと
筍のスープさえあればOK。
この店の料理の出処は広東省梅州市。シンガポールには結構この村を出自とする
人間が多い。最も多い苗字は”戴”あちこちの発音が違うので覚えにくいが、この
名前がついていたら、「梅州出身?」と聞くことにしている。
一人で料理をサクサク頼んでいたら、(というよりも店のオバハンが覚えているので、
なんらトラブルは起きない。もちろん!香菜、ネギの類は一切入ってこない。)
「なんで、日本人がそんなに客家の料理知ってるの?」との突っ込み。
「もともと華僑の人たちとのつき合いが長いから、こういった料理のほうが長い付き合い。
逆に大陸の本格的な川菜・京菜のほうが後から知ったようなもの。」
「料理は知っていても、名前まで知っている人はそういないのよ。」とお褒めの言葉。
ともあれ、この店はお茶まで福建省の鉄観音茶を置いていてくれるので、有難いかぎり。
ご訪問有難うございます。
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