たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 110

2006-12-17 | 中国編



寧波というのは、どういうことでついた名前なのかは調べていないけれど、僕の頭の中では、越国の会稽郡といったほうが通りが早い。歴史のある都市で、秦の時代には物語のバイプレイヤーとして登場しているから、衣食住には問題のない場所だったのだろう。

週末をここで過ごしたかった理由はいくつかあるが、前々から余銚出身の金型屋さんに教えられていた浙江省余銚市河姆渡村にあるという、河姆渡遺跡を訪ねてみることと、蒋介石の郷里、阿育王寺、東銭湖、鼓楼、千丈岩の滝なんども時間が許す限り、回った見たかったというのが大きな理由。
上海からお嬢さんに案内してもらうというのも悪くはないけれど、気を遣いながら見て歩くよりも、一人でのんびりと歴史のある文物を見て回ったほうが、性分にあっている。

さっき、ZMさんが言っていた、“会稽を堪能していってくれ”という台詞は歴史建造物や、中国史について相当な知識を持っていることを台湾で知っているからで、今頃は明日のルートを車の中で検討してくれているに違いない。しかも、僕のことをよく知っているので、車だけ手配して、「さあ、どうぞ。」とアレンジしてくれるはず。
(彼は僕が、三国志や、水滸伝に登場する人物の名前の全てを漢字で書けることを知って、ショックを受けた一人で、それ以降会うたびに、いろいろな史実の名前を書けと迫ってくるようになった。)

彼とのエピソードもこれまた沢山あるけれど、それは後の話。

今日は久しぶりに仕事を離れて、単なるたーさん、ZMさん、Wさんとして寧波の夜を楽しむことにしましょう。

おっ!長身のZMさんが見えました。
「ZMさーん、こっちこっち。」
「おう!!」

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