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懐かしい台湾の老朋友とお食事。
ビール、紹興酒、白酒と話は尽きないが、店もまばらになってきている。
終了時間が近いのだ。
今回はあっしの老朋友に初めて会う、同行2名も一緒なので、この先はなかろうと
たかをくくっていたのだが・・・
「たーさん、時間がないから出よう。」
「コーヒーでも飲みに行きますか?」
「いや、たーさんも久しぶりだ。みんなが待ってる。」
「へっ?!」
「車で新橋まで行くぞ!」
「ええーっ!」
「さ、早く早く。」
「でも、彼らも一緒だし。」
「一緒でいいじゃないか。何を言ってる。」
一緒で良いと言われてしまえば、断る理由はなく、同行に聞いても
「いいんじゃないですか?」
と言われてしまえば、まったく断る理由がなくなってしまった。
初対面の彼らは、どのような飲み方になるのか、想像がついていないようだ。
2台に便乗して、福永から新橋まで。
気づけば、なじみのカラオケに到着。
先発隊は同じく福永でやっている台湾人とちょうど中間ほどで工場をかまえて
いる老板の2名。同行2名のために英語のできる子を確保してくれていたのは
ありがたいけれども、想定外の外見。
中国語はできないので、ご厚意に甘えておけば良いのに、お引き取り願った様子。
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(ああ、これこれ人のに触らないように。英語は喋れませんよー)
案の定、同行お二人は先に帰ると言い出す。
ご親切にも福永の老板とお店のほーんの少し英語ができる子がお二人を送って
行ってくれると言う。
こちらはと言えば、残った皆さんでピッチは上がるは、歌は始まるわの
どんちゃん騒ぎ。
ほどなくして戻ってきた、老板と女の子も加わって、そりゃあもう大変。
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一緒に行ってくれた女の子にお礼を言って、そろそろ引き上げようかという時に・・・
「ねえ、私たちチップもらってないのよー!」
「ええーっ?!」
「そのまま帰っちゃった。」
「あっちゃー!」
仕組みを説明しておいたのに・・・・。
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