たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く ヨーロッパ編(スペイン)

2006-03-05 | ヨーロッパ編  
たーさん、ホテルはどうだ?

訪問先の社長が、コーヒーを2つ持ってきながら尋ねる。
「いやあ、社長、ムーチョグラシアス。ここ1週間の中じゃあ、最高の贅沢をさせてもらいました。コーヒーがおいしいんだ。」
「ほら。同じコーヒーだ。」
「へっ?」
「あそこのオーナーは、俺んちのご近所だ。近所中全て奴のコーヒーブレンドのファンなのさ。」
「いや、ここでも飲めるとは思わなかった。うん、おいしいや。」
「よーし、気に入ってるなら、こいつをポットに入れて、市内の視察といこうや。グエルでお茶にしよう。」
「グエルパークに行くんですか?」
「そりゃ、そうだろ。たーさん、ガウディが好きなんだろ。グエルも、サグラダ・ファミリアもその裏の小さな教会も、アパートも全部コースに入ってるよ。」
「社長 !!! 有難う。 早めに切り上げて、タクシーで回ろうかと思ってたんだ。」
「夜は日本料理屋に予約入れてあるよ。支払いはそっちもちだけどね。」
「そりゃあ、そうでしょ。お客さんだもの。」
「よし、じゃあ、出発しよう。車は裏においてあるから、行きがけに市場を見ていくかい?」
「いいですね。ちょっとフルーツも買い込んでいこう。」


グエルパーク


サグラダ・ファミリア


カサ・ミラ

と回って、もう小鼻は膨らみっぱなし。他にもいくつか回ったけれど、ガウディの建物に勝るものは、僕にはない。
しばらく、来れないかも知れないので、ポスターやら、DVDやら、ガウディ関係のものを買い込む。
お陰で、観光ツアー顔負けの大荷物になってしまった。

「たーさんは相変わらず、ガウディ好きだなあ・・・」
「いろいろ、賛否両論あるけど、僕は彼は天才だと思ってるからね。少しでもいいからデザインのエッセンスがわかるといいな。」
「そうまで、言ってくれるとカタローニャ出身の僕らとしては嬉しいよ。たーさん、その荷物は俺が送っておいてやるよ。オフィスに置いていくといい。」
「有難う。」

昨夜からのレストラン、ホテル、今日の観光と、バルセロナの全てが見れたような気がする。
今日は1週間ぶりの日本食だ。


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