港町での朝ラン

今週は月曜日から函館出張でした。

JRの特急スーパー北斗で片道約4時間、車窓からの景色とお弁当を楽しみながら仕事の資料に目を通していると乗り込んで来たアジアからの乗客ファミリー(かなりの富裕層と思われる)が僕の前後左右に配置し守りを固める

第1ラウンド開始、まずは高価な腕時計とアクセサリーを身にまとう30代後半のお父さんが大きく振りかぶり投げたぁ～

1球目は車内で内角ギリギリ、胸元をえぐるようにスマホを投入、母国語で音声検索開始、イヤホン無しで意味の分からない音楽に酔いしれる

間髪入れず前の席にいたモンゴルの帽子をかぶった60代の男性が注意を促し

30代のお父さんは両手の手の平を合わせてゴメンなさいのポーズで相手の油断を誘う

1回の攻撃は凡フライで終了と思いきや、数分後まさかのスマホ連続攻撃に60代の男性は戦意喪失(あきれ顔)

第2ラウンド、横に座っていた30代前半と思われるお母さんが乗客守備の目を盗み高速座席全開リクライニングに成功

その手に握られていたスマホには何やらゲームの様子が映し出されていました

第3ラウンド、ここでルーキーの登場です。見た目は2～3歳の女の子、タブレット式端末を使いこなし母国語放送のTVに夢中、しかも音量に妥協はありません。更には時折笑い声を轟かせる強心臓の選手、将来の活躍が楽しみなルーキーです

終着駅ひとつ手前の大沼公園駅で下車した3名の選手が残した傷跡は大きく3つ、全開リクライニングそのまま、お弁当のゴミの放置、乗車切符の置き忘れ、約3時間半の熱戦を終始リードする形でゲームを終え、おそらく次の舞台を温泉宿に移すのでしょう。

常識、マナー、ルールを無視した3人の家族、最後に僕はきっちり言ってやりました。

　　　       　　切符フォルダーに乗車券忘れてるよ～　

　　　　　　　　　　　　この人も最初は悪者でしたが、今は良き妻でありお母さん。

JR車内でのゲームを終えて到着した日はタクシーで仕事先に行きましたが、思った以上に遠くてビックリ、経費の無駄を無くするために明日は路面バスと決めました

一夜明け、早朝6時からの朝ランは気持ちが良かったですよ。駅前のホテルから函館山を目指し先週このブログでも紹介した八幡坂まで行き、坂道ダッシュ3本で心臓爆発、恐るべし八幡坂

昼は函館で最も美味しいと聞くラーメン屋さんに行きましたが満員で断念、普通のラーメン店で塩ラーメンを食べましたが普通に美味しかったです。

次回の函館出張はサプライズゲストと共に港町浪漫を満喫する予定。今から楽しみ