今週のしんぶん赤旗「日曜版」にすごい記事が出た。
麻生内閣時代の2009年、元ニューヨークタイムズ紙東京支局長が首相官邸に挨拶に行くと、国際報道官から「政権を批判しない誓約書を出せ」と言われ目を丸くした由。
アベ・スガ政権の報道への圧力はつとに有名だが、官邸は、当時からこのような対応をしていたことになる。
つまり、自らがマスメディアの批判に対応する力がないのか、政権批判は許さないという、独裁国家のような方針をとっている。
勿論、この支局長は、こうした理不尽な要求には応じなかった訳だが、結果、就任中1度たりとも、首相への単独会見を認められることはなかったと言う。
メデイアは、政権に対するウオッチドッグ(番犬)のはずだが、日本ではこれが(権力者を守る)「ポチ」になりさがっているのを知り驚いたという。
また、時の施政者とメデイア幹部や記者クラブの記者らがしばしば会食するなど、諸外国ではあり得ないと言う。
現在のメデイア関係者には耳の痛い記事だと思う。記事(前半部)は、しんぶん赤旗「日曜版」から転載しました。