goo blog サービス終了のお知らせ 

アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

「政権批判しない」誓約書出せ

2020年12月22日 | ドラミング

 

今週のしんぶん赤旗「日曜版」にすごい記事が出た。

麻生内閣時代の2009年、元ニューヨークタイムズ紙東京支局長が首相官邸に挨拶に行くと、国際報道官から「政権を批判しない誓約書を出せ」と言われ目を丸くした由。

アベ・スガ政権の報道への圧力はつとに有名だが、官邸は、当時からこのような対応をしていたことになる。

つまり、自らがマスメディアの批判に対応する力がないのか、政権批判は許さないという、独裁国家のような方針をとっている。

勿論、この支局長は、こうした理不尽な要求には応じなかった訳だが、結果、就任中1度たりとも、首相への単独会見を認められることはなかったと言う。

メデイアは、政権に対するウオッチドッグ(番犬)のはずだが、日本ではこれが(権力者を守る)「ポチ」になりさがっているのを知り驚いたという。

また、時の施政者とメデイア幹部や記者クラブの記者らがしばしば会食するなど、諸外国ではあり得ないと言う。

現在のメデイア関係者には耳の痛い記事だと思う。記事(前半部)は、しんぶん赤旗「日曜版」から転載しました。

 

 

 

コメント

My Favorite Analog!~トシュテン・ニルソン「カンターテ・ドミノ」

2020年12月21日 | アーバンライフ

 

今の時期、どこのオーディオファイルの元でも演奏されるレコードがあります。

今から44年も前に録音されたクリスマスアルバム「Cantate Domino(主のために歌え)」です。

響きの良い石造りの教会ホールでのオルガンと合唱の演奏ですが、深々とした響きと部屋いっぱいに広がる音場の豊かさに魅せられて、オーディオ機器のデモなどに用いられて来ました。

拙宅でも、先の「音狂爺さんトリオ」のミーティングでも、このレコードを演奏して機材の評価を行いました。

収録曲

 01.Cantate Domino
 02.Organ Concerto in a Major
 03.Advent
 04.See the Conqu'ring Hero Comes!
 05.Hosianna, Davids Son
 06.Frojda Dig, Du Kristi Brud
 07.Lullaby
 08.Il Est Ne Le Divin Enfant
 09.O Helga Natt
 10.Den Signede Dag
 11.Stille Nacht
 12.Mariae Wiegenlied
 13.Jul
 14.Zither Carol
 15.White Christmas

演奏

 トシュテン・ニルソン(指揮)
 オスカル・モテット合唱団
 アルフ・リンデル(オルガン)
 マリアンネ・メルネス(ソプラノ)

録音

1976 Stockholm,Sweden Proprius PROP7762

 

 

 

コメント

雪が・・・

2020年12月20日 | アーバンライフ

 

これは、先ほど撮影した拙宅(マンション8F)からの眺め。

昨日は終日快晴だったのに、今朝は一転、白い世界に変貌した。

「今朝は大変だったのよ」と語り始めた家内の話で、本格的な雪が来たことを知った。

気温も、市役所の壁の温度計が-11℃を表示していたという。

これで根雪になるのだろうか。

いよいよ冬本番だ。

 

 

 

コメント

時事川柳傑作選

2020年12月19日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

 

1-3句:スガ首相と政権。

4句:アベノマスクかけ、国会でウソ言い続けた宰相もいたっけな・・・。

5句:今思えば、ギュウーギュウーの過密状態でした。

6句:今日も出勤ご苦労様です。

 

 

 

コメント

ヒートショック死という誤解

2020年12月18日 | アーバンライフ

冬場になると、年寄りの浴室まわりのヒートショック死が話題となる。

今週発売の「週刊新潮」誌は、室温差による心筋梗塞や脳卒中などの「ヒートショック死」より、むしろ浴槽内における意識障害や脱力感に伴う「溺死」が問題なのだと言う。

 

 

詳細は同誌をご参照ねがいたいが、入浴関連死は毎年、全国レベルで2万人にもなるという。

ある統計で、入浴事故4,593件で死亡した1,528人の内、浴室内で死亡した人が1,461人おり、内1,274人(83%)は浴槽内だったという。

防止するためには、入浴温度は41℃以下、入浴時間は10分以内が大事だと説く。

 

 

 

コメント

時には良い報告も・・・

2020年12月17日 | アーバンライフ

 

全国的に新型コロナウイルスの感染者が増え続けている中で、北の国から、たまには良い報告もしなければねとこの記事を転載させていただいた。

今朝の新聞(朝日)道内版が伝えるコロナ禍の現状だが、久しぶりに(感染者の報告が)100人を下回った。

一時は300人超えという日もあって、果たしてどうなるかと思っていたが、GOTOトラベルからの離脱や飲食店等の営業時間の短縮及び、大型クラスターの抑え込み等の効果が出た。

結果的に「やれば出来るじゃん」ということだが、冬季はこれからが本番。

さらに油断することなく頑張りたい。

 

 

 

コメント

爺さんトリオ

2020年12月16日 | 音楽三昧

 

コロナ禍の下、音狂(キチ)爺さん三人組は昨日も拙宅に集まり、あれこれ音狂い談議に花を咲かせた。

主たるテーマは次の二つ。

 ①現行の拙宅のオーディオシステムの評価を行うこと。つまり、新たに導入した真空管式アンプ(左側ラックの下から2段目)の音はどうか。

 ②(レコードの録音特性を補償する)2台の真空管式アンプ(を通して聴く音の違い)を評価する。

結果、前者については(以前のトランジスタ方式に比べ)現行の真空管式の方が、音に訴追力があり良いとのことであった。

後者については、Kさんが持ち込んだアンプ(写真手前)の音の方が、解像度が高く、また音もなめらかで良いという結果になった。

拙宅のそれ(ラック最下段の小豆色)は、発売から15年ほど経った古いものなので、経年劣化が進んでいるようなので、メーカーでオーバーホールを行うべしということになった。

 

 

 

コメント

何でもランキング~政治の話を身近な人としますか?

2020年12月15日 | ギャラリー

週末の新聞(朝日)に掲載された何でもランキング。

お題は・・・

 

結果は予想外で、さすが同紙の読者という感じです。

ただ、昨今、身近に起こる物事が政治に直結していることを考えると妥当な結果なのかも知れません。

例えば、先に報じられた「75歳以上の高齢者が、医療サービスを受ける際の窓口負担を2割に引き上げる」という問題。

財政負担を抑えたい政権側は、「段階の世代」が75歳を迎える2022年を前に(このコロナ禍のさ中でさえ)一挙に倍に引き上げることを狙っているわけですが、高齢者を直撃する問題だけに深刻です。これは、高齢者の間で話題になって当然です。

こと左様に、これらを身近な人とどうすべきか議論することはとても大切なことだと思います。

 

 

 

コメント

ひきこもり映画館

2020年12月14日 | アーバンライフ

 

道内における新型コロナウイルス感染者の拡大は当地にも及んで、人口がたった5万人の街なのに、すでに(感染者が)120人を越えている。

結果、気軽な街歩きもならず、大半の時間を自宅で過ごす「ひきこもり」状態が続いている。

ということで、最近は、動画配信による名作映画を観る機会が多くなった。

お気に入りは終戦前後のモノクロ映画(吹き替え版)で、字幕を追いかけなくて済むのも良い。

いくつかご紹介してみると・・・。

「ガス燈」・・1944年の米国版。夫から精神的に追い込まれていく新妻の恐怖を描く。イングリッド・バーグマンがアカデミー主演女優賞を受賞した名作。

「自転車泥棒」・・1948年公開のイタリア映画。ヴィットリオ・デ・シーカ監督作品。当時のイタリアの庶民の生活を知る。

「陽のあたる場所」・・1951年公開のハリウッド映画。貧しい青年が陽の当たる場所を求めて恋人を裏切り死に追いやる。モンゴメリー・クリフトとエリザベス・テイラーの共演。写真は、アマゾンプライムから借用しました。

 

 

 

コメント

宮本輝著「灯台からの響き」

2020年12月13日 | 読書三昧

 

芥川賞作家宮本輝氏の最新作。
2019年2月~20年1月北日本新聞、岩手日報等5紙に連載、398頁の大作。

東京板橋仲宿商店街で中華そば店を営む「康平」は、ある日、亡き妻宛に届いたハガキを見つけ驚く。何故妻は、かって(彼女の)青春時代の一時期を出雲で暮らしたことを秘密にしたのだろうか・・・。その謎を解くため、「康平」は灯台をめぐる旅に出る。

本書は、読書がこれほど楽しいものだったのかを再認識させてくれました。

主人公を始め、登場人物の読者と等身大の暮らしと人生が克明に描かれた宮本ワールドを堪能することができます。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

 

 

 

コメント