今朝の新聞(朝日)道内版に掲載されたコロナ関連記事。
一時、300人を越えていた新型コロナウイルス感染者は、連日100人を切るレベルになっている。
昨日は97人だが、問題は、札幌の46人対し地方が51人と従来の比率が逆転していることである。
つまり、GOTOで広く各地に持ち込まれたウイルスの萌芽が始まっているのではないか。
他方、一時大型クラスター騒ぎとなった旭川では落ち着きを取り戻しているという。
このまま静かな年末年始であってほしいと思う。
今朝の新聞(朝日)道内版に掲載されたコロナ関連記事。
一時、300人を越えていた新型コロナウイルス感染者は、連日100人を切るレベルになっている。
昨日は97人だが、問題は、札幌の46人対し地方が51人と従来の比率が逆転していることである。
つまり、GOTOで広く各地に持ち込まれたウイルスの萌芽が始まっているのではないか。
他方、一時大型クラスター騒ぎとなった旭川では落ち着きを取り戻しているという。
このまま静かな年末年始であってほしいと思う。
1950~57年発表の短編21編を収容、461頁。
01 わが生涯は夜光貝の光と共に
02 「国宝」学者死す
03 勝村権兵衛のこと
04 流亡の伝道僧
05 長安の夕映え 父母恩重経ものがたり
06 饅頭伝来記
07 森の美少年 花妖譚1
08 チユーリップの城主 花妖譚2
09 黒色の牡丹 花妖譚3
10 烏江の月 謡曲「項羽」より 花妖譚4
11 匂い沼 花妖譚5
12 睡蓮 花妖譚6
13 菊の典侍 花妖譚7
14 白椿 花妖譚8
15 サフラン 花妖譚9
16 蒙古桜 花妖譚10
17 ペルシャの幻術師
18 戈壁(ゴビ)の匈奴
19 丼池(どぶいけ)界隈
20 大阪商人
21 兜率天(とそってん)の巡礼
著者24~34歳、世に出る以前の作品集。
大半は本名の「福田定一」で発表された。
「07 森の美少年」から「16 蒙古桜」までの10編は、それぞれ10頁余のショートショートで、後の司馬節など望むべくもない。
唯一、読み応えのある作品は、第8回講談倶楽部賞を受賞した「17 ペルシャの幻術師」で、登場人物の性格規定や物語の展開等、如何にも司馬氏らしい書きっぷりだ。この時期に発表された作品だが、何故か「司馬遼太郎」の筆名が使われている。