田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

味噌作り

2010年04月16日 | 田舎暮らし

昨日は、味噌作りをしました。

原料は、大豆と米麹(こうじ)と塩だけです。
他に水を加えるだけで、とても美味しい手前味噌がつくれますので、お試し下さい。

写真は、スーパーで買って来た大豆と米麹です。
今回、すこし気張って大豆は、道内産の良いものにしました。
250g入りを4パック。都合1kgです。

麹は、いつもの真空パック入りのもの(200g)を10パック、都合2kg。塩(所要550g)は後の写真にあります。

前の晩から冷水に放しておいた大豆です。これを3回に分けて、圧力鍋で煮ます。5~6分で蒸気が上がりますから、火を細めて10分置くと煮上がります。

それを、原始的ですが、2回に分けて小さなすり鉢でつぶします。



こんな具合になったら、一旦、別の容器に盛っておきます。

大豆を煮ている間に、「塩麹」を作ります。
先ず、真空パックから麹を大きなボールに取り出します。

これを手で砕いて、出来るだけ小さな粒子にします。
そこに塩(500g:使用量の約90%)を混ぜ込みます。

一方、大豆をすべてつぶし終わったら、これを出来上がった塩麹に混ぜ込みます。

この時、大豆の煮汁に塩(40gくらい)を混ぜた塩汁を作っておき、これで硬さを加減しながら練り上げます。こんな具合になったら、下ごしらえは完了です。



これを少量づつ丸めながら、空洞ができないよう、叩きつけるようにプラスチックの容器に入れ込みます。

上記が終了したら、カビの発生を防止する塩(残りの10g分)を周囲に置きます。その上にラップをかけ、中蓋をし、さらに重し(2kg)をのせて容器の蓋をします。

容器の上部を新聞紙で覆って紐をかけ、仕込み日、切り替えし日及び、完成予定日を記入します。容器は冷暗所に保管します。ここまで、概ね、1時間半の作業です。

仕込んだ味噌の素は、6ヶ月の長い眠りに就きます。

3.5kgの原料から出来る味噌は、6.5kgほど。3ヶ月後に一度切り返しをして、さらに3ヶ月経過すれば、美味しい味噌が出来上がります。

蛇足:材料費は、大豆238x4=952円、麹228x10=2,280円、塩298x0.6=179円で、計約3,400円でした。


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