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アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

一進一退

2015年02月09日 | 田舎暮らし
一昨日、昨日と3月下旬並みの暖かさだったのだが、昨夜からまた寒気が南下して来て寒くなった。

また、風雪も強まって、今朝、ベランダに出てみると、母屋の壁に雪がたくさんへばりつき、いつにない眺めとなっている。



積雪は、20cmほど。
20分ほどの雪かきだったが、この冬の累積降雪量は、まだ、7m弱だ。昨シーズンの実績(9.7m)には、3m近く足りない。

しばらくは、「お雪様のご接待」が続きそうだ。
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旅券剥奪

2015年02月08日 | ドラミング
今朝、変なニュースが流れている。
政府は、新潟の50代のフリーカメラマンからパスポートを取り上げたというのだ。

要は、シリアへの渡航取り止めを勧告したが従わないので、旅券剥奪という強制力を発揮したという。

「オイオイ何だそれは?」というのが、正直なところだ。

勿論、当該国の現況は、先の人質殺害事件もあり極めて危険であることはわかるが、それでも渡航するというのであれば、何人もこれを阻止できないはずだ。

それを「旅券剥奪」ということで良いのか?



それは、国民に対する思いやりに欠ける現政権の立場と共通するものではないのか。

パスポートを返納しないと逮捕するそうだ。


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いつもの~日本文芸家協会編「代表作時代小説」

2015年02月07日 | 読書三昧
昨年末、26年版を読んだばかりなのだが、収められた短編ひとつひとつの魅力に惹かれ、今度は25年版(通巻第59巻)を借りて来て読んだ。



平成24年中に各誌に掲載された短編時代小説の中から珠玉の作品17編が収められている。

いつものことながら、北原亜以子、葉室麟、伊藤潤 火坂雅志、諸田玲子氏など、常連作家の作品は限られ、大半は新人・無名の作家によるものだが、多くの作品の中から選ばれただけあって、どれも読み応え十分だ。

今回、特に感心しながら読んだのは、青山文平氏の「春山入り」。
かって競って剣に励んだ幼なじみの3人は、それぞれ歳を重ね、ひとりは藩の重職に、他は望んで帰農した。主人公は、今もうだつのあがらぬ馬回り組で、妻とともに幼くして亡くした子供の歳を数えて暮らす・・・。

また、権謀術策に長けた「石田三成」と、すぐれた算術で兵站を担った「長束正家」が組むことで完勝するはずだった「関ヶ原」で、皮肉にもそれが破綻を招いたとする伊藤潤氏の「戦いは算術に候」も面白かった。ご一読をお薦めします。(お勧め度:★★)
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いやはやの~eTax

2015年02月06日 | 田舎暮らし
件のeTax。
何と、今年もトラぶってしまった。

データの入力それ自体は、過年度のデータにかぶせるだけなので順調に行き、6万円超えの還付があることがわかったのだが、いざ、データの送信段階で、今年も引っかかってしまった。

エラーメッセージ曰く、「通信環境が整っていない」と。
ただ、いくらその指示通りに環境整備の手順を踏んでも、(税務署が)データを受け取ろうとしないから困る。

少々頭を冷やして、別のPCで再トライしてみようと思っている。

蛇足1:昨年のブログを見ると、やはり、最後のデータ送信のところでトラぶったが、原因がはっきりしないまま、最後には送信できたようなので、案外、ひょんなことでうまく行くのかも知れない。

蛇足2:結局、別のPCから送信してうまく行ったが、わかったことは、「事前準備ソフト」のインストールは、(過去のそれを)上書きする形で行うのだが、(今年度分を有効にするためには)PCを再起動しなければならないようだ。この辺の注意書きが(eTaxには)明記されていない。

インストール手順に、過去のそれを削除してからインストールするか、あるいは、上書きしたら、PCの再起動を促すメッセージを出すようにして欲しいものだ。
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今日のピカイチ

2015年02月05日 | つぶやき
昨日出会った「つぶやき」のピカイチ。



こんなパロディにこう頭したくなる私たちの不幸。

「イスラム国」の蛮行を糾弾ばかりしていられない私たちの過去。


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一人ひとりが~

2015年02月04日 | ドラミング
昨日の参院予算委員会。
共産党小池議員の質問を聴いた。

小池議員が、「安倍首相のエジプトにおける2億ドル支援会見で、人質に危険が及ぶことになるとは考えなかったのか」との指摘したに対し、首相は、「テロリストに過度の気配りは無用」などとトンチンカンな答弁をして失笑をかっていた。

阪神淡路大震災20年の追悼集会に出席しないで中東へ出かけ、何十億ドルもの支援をばらまくとブチ上げれば、それがテロリストを挑発することになるのは自明のことであろう。外務省も、(今、中東へ)行くべきでないと止めたというから猶更だ。

小池議員に続き、質問に立った「次世代の党」の議員が、あらゆる場面で邦人救出に自衛隊を派遣できるよう憲法9条を改正すべきではないか、などと言っていたのにも驚いた。

戦後70年間、9条に守られ戦場へ行かず、1人の戦死者も出さなかった自衛隊に対し、少なくない民間人が(米国を支援しているとして)テロの犠牲になってきたのだ。

今、私たちは、自らの立ち位置をしっかり見つめるべきだと思う。

その点で、今朝の新聞(朝日)に載った投書の指摘には共感を覚えた。


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北国の珍味~ばばガレイ

2015年02月03日 | つぶやき
内地で暮らしていた頃は、カレイは、カレイであって固有名詞はなかった。

ここ(ニセコ)に来て、実は、カレイにはいろいろな種類があって、それぞれに美味しさが異なることがわかった。

最もポピューラーで美味しいのが、「黒ガレイ」。
黒があれば、赤(ガレイ)もあって、これも捨てがたい。

また、主として道東で獲れる「宗八」ガレイや、「なめた」などは、身が透き通っていて一夜干しにすると特に美味しい。

そんな中にあって、カレイの王様と言えば、「ばばガレイ」だ。白身なのだが、黒ガレイなどよりコクがあってとてもうまい。



昨日、食料の買い出しにいつものスーパーに行ったら、鮮魚売り場でこの「ばばガレイ」に出会った。(函館産、40cm 800g)

1尾丸ごと出ているのは、久しぶりだ。
値段は千円をちょっと超えているが、これくらい大きいと私たち老夫婦には、1回では食べきれないからお得感もあった。
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ドイツ魂

2015年02月02日 | 音楽三昧
何年か前、ドイツ在住の方がドイツ国内で入手した新品のLPレコードを何種類かオークションに出していたので、それらを購入した。

このチャイコフスキー交響曲全集(という箱)もそのひとつだが、中身を見てびっくりした。



つまり、7つの交響曲+「ロミオとジュリエット」と「ハムレット」の前奏曲というテンコ盛りの楽曲が、たった5枚のLPに収められているのだ。

片面の収録時間は、平均40分ほど。音質を考えるとほぼ限界に近い。

こうした録音方法をとると、当然の帰結として、1枚当たり交響曲1.5曲程度を詰め込まなければならないから、同じ交響曲を、面を跨いで聴くことになる。

そこで、実際の面割りを見てみると、

LP1枚目
 A面 交響曲第6番第1~3楽章
 B面 同第4楽章、第4交響曲第1~2楽章

LP2枚目
 A面 第4交響曲第3~4楽章、第1交響曲第1~2楽章
 B面 第1交響曲第3~4楽章、第2交響曲第1~2楽章

 ・
 ・
 ・

という具合になっている。

従って、例えば、第4交響曲を聴こうと思えば、1枚目B面の第2フレーズから聴き始め、終わったら2枚目のLPと交換し、A面の第2フレーズまで聴いて針を上げるということになる。何とも煩わしいかぎりだ。

要は、こんな煩わしい思いをしても、枚数を減らして安価にできるならそれで良しとするドイツ的合理主義に徹しているのだと思う。
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悲しいニュース

2015年02月01日 | ドラミング
世界中の心ある人々の願いもむなしく、イスラム国に拘束されていた後藤健二さんが殺害された、というニュースが流れている。

何とも痛ましいかぎりだ。
しかも彼らは、今後も日本人をターゲットにすると言っている。これは、先のアルジェリア石油基地における邦人襲撃事件と軸を同じくするものだ。

小生らが海外で仕事をしていた頃は、「私は日本人だ」と言えば安全は保障されていた。どうしてこうなってしまったのか。

蛇足:結局、こういうことなのか。



このつぶやきの写真には、国旗が写っていないが、実際はこうだったのだ。これはもう、挑発以外の何物でもない。



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