アーバンライフの愉しみ

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中島岳志著「保守と大東亜戦争」

2019年04月07日 | 読書三昧

保守の論客として各方面で活躍する中島氏。

保守=大東亜戦争肯定論とされることに疑問を持ち、当時を主体的に体験した保守論客たちの評論や回想を検討する中から、それが大いなる誤りであることを突き止めた。

1930年代、昭和維新というテロ・クーデターには、きわめて革新的な思想が反映されており、いわゆる「保守」思想とは相いれないものであったという。

アベ一強の下、戦争できる国へと大きく舵が切られつつある昨今、こうした誤った保守論を克服する努力が必要になっている。


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