童画・絵本作家「いわさきちひろ」の評伝。 中央公論社刊、書き下ろし313頁。
「ちひろ」の机の上に置かれた小さな鏡は、彼女が童画や絵本の制作にあたるとき、いったい何を映していたのだろう?
ふと抱いた疑問に、歌代さんは、自らも仕事を持つ女性として「ちひろ」の生きざまに迫ってみたいと思ったという。
55年の長くない人生を絵描きとして、妻として、母としてたくましく生きた「いわさきちひろ」の生涯を詳述した決定版です。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)
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