アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

朝井まかて著「輪舞曲(ロンド)」

2020年10月23日 | 読書三昧

 

まかてさんの最近作は、大正~昭和初期の演劇界を席巻した伝説の名女優、伊澤蘭奢(らんじゃ)の華やかで短い生涯を描く。小説新潮2018年4~2019年6月(偶数月)連載299頁。

妻と母親の役回りを「津和野」に捨て、やがて躍り出た大正の演劇界。

「私、40(歳)になったら死ぬの」と公言して憚らなかった彼女。
言葉通りに逝った彼女を巡る3人の愛人と息子が交錯する物語。

評伝に近い物語からか、いつになくまかてさんの筆は進まず、表題の如く、物語はあちこちに飛び回るから読みにくいことはなはだしい。

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
« 時事川柳傑作選 | トップ | 過去最多~第3波か? »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。