アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

小さな豆から大きな健康~国際マメ年

2016年01月06日 | ギャラリー

今年は、国際マメ(豆)年だそうです。

ご存じのように、豆類は安価で美味しく、加えて栄養価の高い食品です。

特に、たんぱく質は小麦の2倍、コメの3倍もあり、また、微量栄養素のアミノ酸、ビタミンBや食物繊維を豊富に含み、健康な食事に欠かせない食材です。

また、価格的にリーゾナブルで、例えば、豆でとると同量のたんぱく質を牛乳に頼ると、5倍もの対価が必要です

従って、発展途上国においては、人々の健康や生活を支える上で大きな役割を担っています。他方、豆類の価格は穀物の2~3倍することから、生産者の収入を確保する点でも重要です。

このようにとても優秀な豆類も、わが国では、おせち料理の黒豆をはじめ味噌や醤油の原料としてなくてはならない存在ですが、その重要性ほどには知られていません。

特に大豆は、自給率が6%しかなく大半を輸入に頼っているわけですが、TPPが発効すれば、単に輸入量がさらに増えるだけでなく、遺伝子組換えや農薬を大量に使用したものが出回る危険性があります。

この点からも、今年が「豆年」である意義は大きいと思います。
イラスト(北海道で栽培されている地豆マップ)は、しんぶん赤旗日曜版から拝借しました。

蛇足:この記事は、下記を参考にしました。
・しんぶん赤旗日曜版最新号
・世界食糧機構HP
まめなブログ


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