今週発売の「AERA」誌に興味深い記事が出た。
つまり、BCG接種と新型コロナウイルス感染の強弱に相関があるらしい(上図)というのだ。
結核予防の切り札として、我が国では接種が義務付けられているBCGワクチンが、常備されている自然抗体を強化して新たなウイルスへの防護を強めているのではないかという。
上図から、BCGの接種を受けている国の(新型コロナウイルスの)感染率は1桁も2桁も低くなっているのがわかる。
また、BCG接種を受けている国でも差が出ている(日本対イラン)のは、接種されるBCGの株の違いによるというのだから面白い。