さきの北海道ぐるり旅。
目的地のひとつは、「襟裳岬」。
風のメッカ、何もない春の襟裳岬とはどういうところかと夢にまで見た(?)のだが、実際にバスから降りてみると、何やら穏やかな風の吹く普通の岬のようで拍子抜けする。ただ、この穏やかな風は、この日特別だったとか。
ただやはり、岬の突端から海をみると、そこは大雪山系に連なる日高山脈が海に没する壮大な風景を目にすることができた。
大きな写真がこちらにあります。
これが突端から見た岬の全景。右上方の高台に灯台と風の館(風の強い日は、ここから海を見るのだ)がある。
岬の広場には、いろいろな記念碑がある。これは、島倉千代子が歌ったもうひとつの「襟裳岬」。(何もない春と歌った森進一の歌碑もある)
これは、地元の皆さんが推進した海岸線の植林事業を紹介した看板。黒松を主体に、海岸線寄りの一体を緑化して砂害の防止に成功した。
岬から見る襟裳漁港の図。ここにも人々の厳しい営みがある。