アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

反原発を掲げて~ミサオ・レッドウルフさん

2014年03月26日 | ドラミング
毎週金曜日の夜、首相官邸前や国会議事堂周辺で、反原発の集会やデモを繰り広げてきた首都圏反原発連合の活動も、この29日で2年を迎えるという。

この間、いつもその運動の先頭に立ってきたミサオ・レッドウルフさん。
今後も政府が、再稼働や、エレルギー基本政策で原発の使用をうたうかぎり運動を続けるという。



今日のしんぶん赤旗1面は、そんな彼女の活躍を伝えている。
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トンボが取り持つ~日越の不思議な縁

2014年03月26日 | ギャラリー
20日から25日までハノイ観光とハロン湾クルーズを楽しんだ。
詳しいいきさつは次の記事に譲るとして、とりあえず、トンボの話である。

ハノイ近郊(南10km)にバチャンという1,000戸ほどの小さな村がある。
この村は、全戸が何らかのかたちで「陶器生産」に携わるという、いわゆる瀬戸物の村だ。

村の大通りは、こんな感じなのだが、瀬戸物店が軒をつらねている。







郷土館に行けば、造っているところを見学できると(ガイドさんが)言うので、早速訪ねてみた。



この建物の4階から上の工場で、実際にその作業を拝見することができた。

これは、溶かした粘土を「型」に流し込んで、しゃもじを造っているところ。コショウ入れなど、小物をつくるのに用いられる。





これは、ロクロで成形して乾燥させた茶器などに「絵入れ」をしているところ。見学した時は、二人の女性が作業していたが、手前の女性が描いていたのが「トンボ」だ。





この「トンボ」。
16世紀頃、つまり、茶聖「利休」が活躍した時代に、日本の希望で絵柄に取り入れられたという。そんな昔から、遠くベトナムで生産された茶器などが輸入されていたというのだから驚く。



そこで、小生が購入したのがこれ。
トンボの絵入りのコーヒーカップだが、色は青で、後部にあるのは、「魚」の絵柄のもの。どれも、ひとつひとつバチャン村の職人さんの手によるものだ。



最後に売り子の女性がポーズをとってくれた。

蛇足:ホテルに帰り、洗面所でうがいをしようとコップを見ると、そこにはトンボがいた。よく見ると、アメニティグッズを保管しているツボや、石鹸受けにもトンボが飛んでいた。


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