青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

犬の気持ちで・・

2021-07-16 | 今を考える

余りにも日常が単調になり、ストレスが溜まり、気分がスッキリしない。散歩させてもらえない「犬」の気持ちが分かるような気がする。 🐶

だから犬の気持ちになって、夜中にマスクを外して散歩してみた

長引くコロナ感染拡大。世界的に見なくても、日本という国だけを眺めていても、「コロナ慣れ」という割には、感染者は減少しない。続々と押し寄せる「波」は、第一波が1番小さく、今度の第五波が最も大きそうに思う。同じ「慣れる」のなら、良い意味で感染者が減る方向に慣れて欲しい

真面目に感染対策を講じる僕とその友人達は、遠出どころか繁華街に行かず、日々の食料品の買い物でさえも空いている時間にしか行かない。ワクチンは打てるようになった人から接種している。お酒を飲みに行くこともないし、TVのニュースに映し出されるマスクを着用しない人や、路上で飲酒するような人は、僕とは別世界のことのように感じる。

しかし、それでも感染者は、僕らの市町村にも出る。「一体いつになったら、普通の生活が出来るのか?」夜の繁華街でのインタビューで同じことを言う人がいるが、そこにいる人からそういう言葉は聞きたくない。あなたたちのせいで、僕らが枕を高く出来ないのですよと。日本中が協力すれば、飲食店は1カ月も閉めれば、後はずっと店を開けることが出来ていた。理論上は。五輪治外法権ではないけど、1部に甘く1部に厳しくするから、日本中が協力できずにコロナウイルスも消えない。

何だかんだで、結局はリーダーシップを取る政府が無策だということ。こういう時には社会主義国は強い。同じ方向を見ない人には容赦ないから。日本人はお互いに助け合える人々の国なのに、自分勝手な輩の占める比率が高くなり過ぎたようだ。結局はそれは「家庭のしつけ」や「教育」のせいだと僕は考える。

今の自民党は駄目だ!でも、中国などに操られているような国益を考えない党は論外だし、東日本大震災の時のような対応しか出来ない党もお呼びじゃない。「我々はこうする!」と強く解決策を示せる政党がどうして今いないのだろう。こういう時に1つ間違えると、独裁者が誕生してしまうから、それも要注意ですね。


あほんだら獅子 ~千里中央

2021-07-15 | 昭和・懐かしい北摂の風景

大阪の千里ニュータウン。万博の時に続々と建設され、今は老朽化と少子高齢化で空き家も目立ちます。このニュータウンの中に、奇妙な彫刻があるのをご存知でしょうか?

これは千里ニュータウンのシンボルにと、新千里東町に設置された「あほんだら獅子」です。世界的彫刻家・流政之氏の制作。

これは1967年(昭和45年)当時の写真です。千里中央が大阪市内から見て鬼門に位置することから、「魔除け」の意味で獅子をデザインしたもので、頭の長さが4m75cm、重さが130トンという大きな石の獅子頭です。

時々若い人が何も知らずにこの前で写真を撮影してSNS投稿していたり、「これなんだろう?」と書いているのを見かけます。「なに?」「なぜ?」と思ったら自分で調べる。そういう「考える力」をもっと身に付けて欲しいと思います。ネットの情報を無防備に受け止めるだけでは、洗脳されるだけですから・・。


大阪中央郵便局が、もう懐かしい!

2021-07-14 | 昭和・懐かしい大阪の風景

この光景が、随分前に無くなってしまったのをご存知ですか?

1996年頃には、この近くにソフマップが開店したり、勿論「夜行バス」の発着所が前にあったりで、大阪駅近くのオフィスにお勤めでない方でも、時折この建物を目にすることはあったと思います。

大阪中央郵便局。2012年に解体されました。この場所から、あちこちを「仮設郵便局」として転々とし、現在は大阪駅前第1ビルB1Fが、大阪中央郵便局となっています。

この見慣れた建物があった場所の、跡地利用となる高層化計画(仮称・JPタワー大阪)は、延期を繰り返していますが、一体どうなるのでしょう?

大阪の街、キタのド真ん中でさえも、いろんなことが迷走しています。


DUN ~ 懐かしの輸入レコード店(1)

2021-07-13 | 昭和・懐かしい大阪の風景

僕はそもそも、ロックはザ・ビートルズさえあればいいという少年で、音楽よりも洋画に重きを置く、映画マニアでした。最初にレコード屋に通い出したのは、実はサントラ盤の発掘の為でした。それがいつの間にか映画音楽好き少年が、ロック少年へと変わって行ったのです。両親も僕が聴く音楽がガラリと変わり、驚いたと思います。

1977年~80年にかけて、映画のマニア向け季刊「映画宝庫」という本がありました。このシリーズで78年に「サントラレコードの本」が発売。この本にサントラレコードを扱っている専門店が紹介されており、そのお店に順番に足を運びました。



最後は東京・渋谷の「すみや」にまで足を延ばしたのですが、まずは大阪からスタート。お店に行ってみると、本で紹介されていたのは「輸入レコード屋」で、サントラよりもロックの輸入盤を数多く扱っているお店ばかりでした。

最初のお店が、阪急東通り商店街にあった「DUN(ダン)」ディスコ「ボトムライン」の斜め前にありました。

おばさんが1人でやっているお店で、普通のレコード屋と違い、ダンボール箱にLPレコードが詰め込まれていて、「バーゲン!」という紙が、いつ行っても店内に貼られていました。輸入レコードの独特の匂いがするお店は新鮮でした。



在庫は1万枚。ロック、ブルース、ソウル、ジャズ、カントリーと幅広いジャンルを扱っており、「好きなだけいて、好きなだけ選んで下さい」というセルフサービスの店で、会員システムがあり、購入ごとにスタンプを押してくれました。2万円分買うと、3,000円のレコード券が貰えました。通い始めてしばらくした時、バーゲンセールを頻繁に開催し、閉店しました。グローバー・ワシントン・Jrの「ワインライト」を、大ヒットの真っ只中の時期に、何と半額で買ったのが最後でした。

DUNを知ってる人・・いるかな?


白い家 ~茨木市駅

2021-07-12 | 昭和の喫茶店

こんなマッチが出て来ました。

茨木市役所から阪急に向かって歩くこと1分ほどの右手に、この喫茶店はありました。山小屋のような作りの、雰囲気の良いお店でした。ただ、隣が少し奥まっていて、そこがポルノ映画館でした。

友人の女性がこの喫茶店でバイトをしていたので、何度かこのお店に行きましたが、給料を貰いに行くのがその隣のポルノ映画館。行くと、オーナーが麻雀をしていたりで怖かったと言っていました。ところが最近友人にこの話をすると、「その映画館の経営者は僕の友達の親だよ」と。世の中心配するほどのことがない・・ということもタマにはあります。(笑)

いつも空いていて、でも雰囲気の良い店だった。僕らが高校~大学時代には存在していました。今はマンションになっています。