青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

自分の顔に誇りを持てますか?

2016-09-16 | 英語の世界

“Every person is responsible for his own look after 40.”


これはリンカーンの言葉で、「人は40になったら、自分がどう見えるかに責任を持たないといけない」という意味です。


若者の着ている服はスーツにしても普段着にしても、僕が若かった時代に比べて、いろんなお洒落のスタイルが溢れています。昔はその筋の人しか身に付けなかったようなものを身に付けたり、タトゥーを入れたりということまで含めると、本当にお洒落の選択肢は増えました。いろんなものが、何となく世間に認知されているような気がします。

しかし、若い時はどうであれ、選挙に行くことが出来る年齢まで下がり、情報の伝わる速度が速まった現代では、40まで待たずして自分の見た目には責任を持って欲しいと思います。

口ではどんなことを言っていても、自分をどう飾ろうと、人の本当の内面というのは表に出るもので、これはどんなに巧妙に誤魔化そうとしても、案外気が付かれてしまうものです。

「カサブランカ」の主演男優ボギーことハンフリー・ボガードの妻、ローレン・バコールは魅力的な女優で、ボギーと共演した名作の数々の他にも、マリリン・モンローとの共演もあり、極めつけは、ジョン・ウェインの遺作でウェインとも共演しました。(この二人は、政治的信条が正反対であったにも関わらず、良き友人だったそうです。)

彼女が64歳の時の言葉があります。


“I think your whole life shows in your face and you should be proud of that.”

「あなたの全人生が顔に出ます。それを誇りに思わないと。」


今現在まで、あなたがどんな人生を送っているかが顔に出ます。頑張っている人と、そうでない人は、顔を見ただけで違います。言葉や服装では隠しきれないものが、表情に出ます。穏やかな、懐の深さがにじみ出るような表情になりたいものです。自分の顔に、誇りを持つ。重い言葉ですね。



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