えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

ミリカローデン

2011年02月11日 | Weblog
祝日。かなりの久しぶりの休み。考えたら黒川以来だ。我ながらよくまぁ働くもんだ。
小雨が降る中、姫と散歩がてらミリカローデンの探索に行った。ジムと図書館を見てきたがどちらもなかなかいい。ジムのほうは家で続けてる筋トレの成果を試すためにたまに使おうと思う。図書館のほうは広さと蔵書数に結構驚いた。広さは新宮の3倍くらいあるのではないだろうか?日本文学もたっぷりあった。これはなかなか使えるかもしれない。
それにしても人がたくさんいた。こんないい施設利用しない手はないからな。またしても那珂川の魅力発見だな。
 
「那珂川町」
 
那珂川や 緑とゆとり 静寂の街
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白いバイクのお友だち

2011年02月09日 | Weblog
午後のこと。飯塚の「日栄」さんが終わってから次の「粕屋のお客さん」まで30分しかなかった。蓮台寺から粕屋町まで30分。う~ん、なかなかきついがトライしてみるかとピブちゃんを飛ばす。幸い八木山で前に車がいなかったのでそら急げ!と走っていたその時!バックミラーに昔よく世話になったが最近ご無沙汰だった白いバイクに乗った友達の姿が!急いで減速したが間に合わず、パドランプが回りだした。「左に寄って下さーい」やれやれ、結局遅刻か。降りてきたのは結構軽い感じの若い警官だった。
「運転手さ~ん、スピード出しすぎぃぃ。ここ40kmよぉ」
「すいません・・・」
「免許証持って降りて下さい」
「はい」
「後ろずっとついて来てたの気付きませんでした?」
「全然気付きませんでした(笑)」
「ほら、これ見て、64kmでしょ?20kmオーバーね」
「はい」
「今日も八木山バイパスで事故があってますからね。スピード出しすぎたら危ないですよ」
「あぁ、なんか事故あったみたいですね」
「印鑑持ってますか?ない?じゃぁここに母印を押して下さい。こことここね」
「はい。これどこで払うんですか?」
「郵便局で払えます。もしこの期日までに払わなかったらここの住所まで出頭して貰わないといけません」
「はい」
「これを払ってしまえば今回のことは終わります。最近違反したことは?ない?それなら3ヶ月無事故無違反でいて下さい。そしたらこの点数は消えます。ただし、次の免許更新でゴールドにはなりません
「ぷぷ!・・・はい。わかりました」
「じゃぁ気をつけて運転して下さい」
「すいませんでした」
というわけで本日えしぇ蔵君は国家権力に15,000円寄付する羽目になったとさ。めでたし、めでたし。

「白バイ」

白バイも 話してみれば いい奴で
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名作

2011年02月07日 | Weblog
今朝は3ヶ月おきの九大病院の経過観察の日。頬の中に残ってる腫瘍もどうやら変化ない様子。病院側からは特に手術は勧めないとのこと。まぁしばらくはこのままいくかな。大きくなってないようだし。
 
ブックオフでメルヴィルの「白鯨」を見つけてしまった。あぁこれでまたしばらく本に没頭してしまう。
ワシは日本文学のほうが好きだが、引越し前に荷物を増やさない目的で家にあった姫の海外文学の蔵書を片っ端から読んでいたらすっかりはまってしまった。あぁ世界中に名作が多すぎる!死ぬまでにどれだけ読めるだろうか?
 
ところでメルヴィルは生前には全く評価されなかったらしい。死後何十年も経てからようやく評価され、今ではアメリカ文学を代表する作家の位置にまで到達している。本人は全く失望のうちに死んだのだ。でも彼の書いたものは彼が信じたように確かなものだったのだ。名作を残しながら本人は世の賞賛を浴びていないというのは芸術を生む人間として最も求道的かもしれない。

「古本」
 
ブックオフ ヤフオク駆使して 本探す
もはや戻れぬ 新刊本かな
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そばと文学

2011年02月06日 | Weblog
文学の師、井本さん宅にプリンターの納品に行った。そしてまたお昼をご馳走になった。今日は「福寿庵」のそば。やっぱりここはうまい。2人して大ざるにプラスしてお替りまでしてしまった。そしてまたそばすすりながらも話すのは文学のこと。

井本さん: 「どうだ?最近はなに読んでる?」
ワシ: 「フランス文学にはまってます。サルトル、カミユ、モーパッサン」
井本さん: 「おぉ、いいねぇ。バルザックもいいぞ」
ワシ: 「バルザックでしょ?読もうと思ってたんですよ。やっぱすごいですか?」
井本さん: 「そらぁすごいなんてもんじゃないよ。長いのだらだら書いてるけどな、それを読んでるといつのまにか引き込まれてるんだよ。そして読み終わってう~んと唸らせる」
ワシ: 「そうですか。『谷間のゆり』を読もうと思ってたんですよ」
井本さん: 「バルザック読むならまず『ゴリオ爺さん』から入ったほうがいいな。それから『谷間のゆり』を読んだほうがいいぞ」
ワシ: 「『ゴリオ爺さん』ですね」
井本さん: 「ドイツ文学もいいぞ。ブロッホ、シュテフター。まぁ正しくはオーストリアだがな」
ワシ: 「そういう作家たちはネットで調べたら絶賛されてますけど、本屋で全然売ってませんもんね」
井本さん: 「そうだな(笑)」
ワシ: 「需要がないっていうのは恐ろしいですね。どんな名作も廃版にしますよね」
井本さん: 「まぁ今時そういうのはよっぽど文学にかぶれてるやつじゃないと読まねぇだろうな」
ワシ: 「読まないでしょうねぇ」
井本さん: 「自分はどんなの書きたいんだ?ブロッホみたいなのか?」
ワシ: 「私は、ダンヌンツィオとかユイスマンスみたいなのが書きたいですね」
井本さん: 「おぉ、いいねぇ。書いたらいい」
ワシ: 「ところで、もし無人島に本持って行くとしたら何にします?」
井本さん: 「ドストエフスキー全集だろうな。それでたいがい暇は潰せるだろう。あとはバルザック全集だな」
ワシ: 「私もドストエフスキーですね」

どうも次はバルザックの世界にはまっていくような気がする・・・。

天気がいいので帰宅してから姫と白水大池公園を散歩した。実に気持ちのいい日曜の昼下がり。
夜はおつまみメニューで「松島商店」さんに頂いた白ワインを。

「そばと文学」

十割の そばをすすりて バルザック
そば湯飲みつつ ドストエフスキー
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ル・シュクルのチョコ

2011年02月05日 | Weblog
晴れて暖かいので移動もすっかりドライブ気分だ。今日は春日から久留米そしてうきは。
 
ル・シュクル」さんでケーキの撮影。バレンタインデーが近いのでチョコがどっさり。



う~ん、たまらんな。鼻血出るまで食ってみたい。
 


↑こういうのが結構ツボにはまる。
 
なんか最近また海外文学に戻りつつある。今はドストエフスキー。次はバルザックか?

「チョコ」
 
貰うなら ルシュクル希望 バレンタイン
 
蔵 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴッホに学ぶ

2011年02月04日 | Weblog
急に1件キャンセルが出て時間があいたのでこの機会を逃す手はないと九州国立博物館の「ゴッホ展」を見に行った。スケジュールが詰まっててひょっとしたら見れないかもと思っていたので本当に良かった。
さすがに平日だからかほとんど待たずに駐車場に入れた。チケットも並ばずに買えた。だがいざ中に入ると結構混雑していた。そうそうゆっくりも見ていられない。だが「自画像」と「アイリス」と「ゴーギャンの椅子」と「アルルの部屋」だけはしっかりと目に焼き付けてきた。
本物を見た感動もさることながら、何よりゴッホに大いに励まされた。いろんな人の作品から学び、様々な技法に挑戦し、試行錯誤の末に独自のスタイルへと到達したゴッホの不屈の姿勢に全く頭の下がる思いだった。芸術の腕は誰かのために磨くのではない。自分が納得できるものに到達するために磨くのだ。そう教えてくれたような気がした。
断然、ワシも頑張るゾ。とにかく書くのだ。
 
「自画像」
 
ただ書けと 語るゴッホの 自画像に
諭されし我 霞消えゆく
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麻婆豆腐

2011年02月02日 | Weblog

今日も姫は遅いので晩飯は自炊。というわけで「えしぇ蔵飯店」開店。今日は「麻婆豆腐」。
帰りにスーパーで挽肉と豆腐(木綿)と豆板醤と甜面醤を買った。よほど料理にうとい人でない限り、ワシの買物かごを見て「こいつの晩飯は麻婆豆腐だな」と思わない人はいないだろう。ちょっと恥ずかしい。
では調理開始。まずは豆腐の水切りだ。そして鶏がらスープをちょっとだけ作っておく。
フライパンにごま油をひいて挽肉を炒める。そこににんにくのみじん切りを入れる。そして豆板醤と甜面醤を入れる。量は好みの問題だ。比率としては2対1というところか。
鶏がらスープを入れて強火にする。そこに豆腐を豆乳じゃなくて投入!お酒もちょこっと入れる。砂糖もちょっと。醤油もちょっと。量は身体で覚えるのだ。どれくらい入れたらどうなるか、経験で悟るのだ。数字ではないのだ。
煮立ったらお約束の水溶き片栗粉でとろみをつける。最後にラー油をたらして完成。このラー油は好みだな。いらんちゃあいらんけど。
出来たてを熱々のご飯にかけてがつがつ食べる。うまいうまい。誰のためでもない自分用の飯は適当に作るのに逆にうまく出来たりするから不思議だ。
 
「麻婆豆腐の材料」
 
豆板醤 挽肉豆腐 甜面醤
にんにく ラー油 あれば白ネギ
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロ意識

2011年02月01日 | Weblog
まずいランチを食った。そんな日は午後いっぱい憂鬱だ。あぁそれにしてもなんでいい加減な飲食店が後を絶たないのだろう。まずい店の料理人は自分で味見してうまいと思っているのだろうか?それなら根本的な味覚を鍛えるところからやり直すべきだ。味の良し悪し分からずに人に何かを作って食べさせようというんだから恐ろしい話だ。ワシの今まで見てきた範囲では福岡の8割はそういう店だ。嘆かわしい現実だ。下手くそでも家で自分で作って食べるほうが変なもの入ってないだけまだましだな。
前も書いた気もするけど飲食店を開く場合は筆記や技術の高度な試験を受けさせて、調理環境を厳密に調査して、そうして初めて許可を与えるくらいのことをしてもいいんじゃないかと思う。客の健康を害する可能性もある商売なのだから医学的な厳しさに近いものがあってもいいと思う。そして飲食店を開業している人が、「あの人は腕も知識もあるすごい人」と社会的にも認められるようになって然るべきだと思うのだが、昨今そんなことを考えるのはワシくらいなもんか。
 
「プロ意識」
 
飽食や 何処に消える プロ意識
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする