こんばんわ、雙田です。
来年1月発表の、しんちゃんハウスから依頼されている
「子どもとメディア」に関する寸劇作りのため、
9月よりその関係の本を何冊か読み、大変衝撃を受けています。
それは、世界的に見ても、この20数年、日本の子ども達は
大変な「メディア攻撃の危機」にさらされてきているという事実です。
多くが、0歳児からテレビ、ビデオを見始め、
幼児のうちからテレビゲームをするようになり、
小学生で携帯、パソコンを使う。
それも長時間の子どもが、結構たくさんいるようだ。
本を読む前の私は、正直な所、
このことを余り気にしていなかったし深く考えてみる事も無かった。
「これも時代の趨勢。時間も含めてほどほどなら、
まあいいんじゃない」ぐらいに考えていた。
しかし、今はそう思わない。とてもそうは思えなくなった。
幼児期からの、「長時間のメディア接触の生活」が、
どういう悪影響を彼らの成長に及ぼし、結果としてどういう事態を生むのか。
いろいろな事例を読んで、これは本当に、深刻な問題だと思った。
「メディア漬けの生活」は、
子どもが人間になる発達の過程で「必要なことがら」を、
身に付け、学ぶチャンスを奪ってしまうのである。
成熟した大人になれないということは、その個人の不幸であるばかりでなく、
個人の集まりである社会の、大問題でもある。
私は、これから作る寸劇が、若いお母さん、お父さんの考えるキッカケになればと願う。
(自分の可愛い子供たちが、将来、心身のバランスの取れた社会人として、
幸せに暮らして行ける様になるためには、
家庭でメディアとの付き合いをどのようにしていったらよいのか...)
さあて、どうやって、上記の考えを具体的な劇にしていくかだ...
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