演劇やまと塾公式ブログ

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「Tanzen 花のKagetsuen」 お礼

2013年01月24日 19時42分25秒 | Weblog

こんばんは、あっきーです。 

お陰さまで、外部公演劇団ひこばえ「Tanzen 花のKagetsuen」無事終わりましたぁ!

本当に長い道程でした・・・・週に3,4回のペースで一ヶ月間のワークショップって凄いですよ!初めは何を求められているのか、狙いは何か、分かりにくかったのですが、回を追うごとに理解が早くなり、演出家Oさんのやり方にも慣れてきました。教えてもらうというより、気付かせられる、自分から気付くといった能動的なやり方で、私自身は好きでしたが、苦労した人もいたようです。とくに子供たちには、慣れないことだったと思います。また、与えられたテーマを経験し、どう感じたかを自分で計るのも面白かったです。

台本に入ってからも、感じる、気付くといった路線は変わらず、指摘されるときはやはりこちらもそれなりであったと納得したし、それ以外では自由度は大きかったと思います。

けれど、それが通じない人も少なくなく特に子供たちにはフォローが必要でした。備えたものも違う、性格も、伸び幅も異なる子供たち一人一人を見て、最後まで皆頑張って欲しいと思ったものでした。

一人も欠けることなく本番を迎えることができ、またゲネプロから積極的な表現になり、ステージの回を重ねるごとにどんどん進化し・・・そうなると、こちらも苦労したところも。稽古の時と動きが全然違うので、驚くやら、初めからやって!って感じで・・・

でも嬉しいです。結果的には演出家の要求通り、自分であるいは自分たちで見つけることが出来たのですから。乗り越えたのです。フィナーレからずっと泣いていましたね。おそらく初めて何かを乗り越えた子が多かったのでは・・・

ただ私としては悔いが残っています。二役で、現代と大正時代を行ったり来たりすることが引き起こす状況や、やりくりに対しての対処が甘かったところが無きにしも非ず・・・

そして、最後の稽古から作り上げたいった、大正時代のエネルギーを表現するシーン。歌と踊り、6名の大人でどこまでできるか・・・考える時間もない、練習もできない。

千秋楽の前夜、3時まで踊っていましたが、決まらなかったので、案を助演TMさんに話し、練習時にテストさせてもらい、その後、構想をそのシーンで登場するキャストの皆さんに説明し、ぶつけ本番です。

何をしたのかって?和太鼓の音が欲しかったのですが、その代わりにやったこと、結果どうだったか分かりません。効果があったのか、後日のDVDにて確認できるかどうかの程度です。いずれにしても、その日を楽しみに待ちましょう。

そして今回の脚本、難しかったけれど、素晴らしいです。劇団王子の実験室の脚本家Tさん、よく調べていろいろなことを知っていらっしゃる、お話も楽しいです。

Tさんの脚本、Oさんの演出でなければ、自分はこの公演に参加する意味はなかっただろうと思っています。

また制作の方々のご苦労と、それに反する独特な明るさに触れ、普段では出来ない経験をごっそりさせて頂きました。

それらを携えこれからは太く、密に取り組みたいです。

 

この度の参加をご協力、応援して下さった方々に厚く厚く御礼申し上げます。