演劇やまと塾公式ブログ

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本公演「大和百年物語」情報&稽古日誌23

2012年08月16日 23時13分04秒 | 大和百年物語

こんばんは、あっきーです。

 

本公演では、音楽の方からも関わらせて頂いています。

今日のブログはそちらの情報をいくつか・・・手掛けたのは3曲。

劇中の「 農婦の歌」。1920年代、たくましく、そして可憐に生きる女たち。

家族と共に、大地と共に生きる、農業をする女性の仕事歌です。

土と戯れる農婦たち、仕事や生き方に誇りを持つ女性を感じて頂けると嬉しく思います。

 

そして、盆踊りのシーンで流れる「大和音頭」。皆様ご存知の現在盆踊りには欠かせない、「新大和音頭」の一代前につくられたものです。戦後まもなく大和中学校の音楽の先生だった鈴木次男氏の作曲で、コロンビアレコードのスタジオで録音してレコード化されましたが、昔のレコードだだったため、現在はその音を聴くことはできません。幸い楽譜が残されていたので、編曲しました。劇中では、やまと塾生が考えた振り付けで踊ります。

 

そしてフィナーレ曲、「いちょうに向かいて」。やまと塾の副会長Mさんから、大和小第22代校長先生の作詞に曲をつけられないかとお話を頂いたのが2月頃。昔、よくやっていた編曲、今も出来るか、それに作曲もとなると不安は大きかったけれど、Mさんに励まされ、やらせて頂くことにしました。が、始めてみるといくつか問題が浮上し、解決するには新たな問題を生むといった状況でした。

進退窮まった時、演出家に相談すると、絡まった紐がほどけるように少しずつ解決に向かい、劇のイメージを教えてもらうことで、音楽への取り組みもし易くなりました。

この詩は季節に分かれていて、普通なら「秋」は少ししんみりとしたい処ですが何せ「いちょう」なので、秋は主役。その2つの状況を上手く合わせられないものだろうか?

そんな試みをいくつかしながら、少しポップス風に仕上げました。見に来てくださった方が、帰る時口ずさんでくれるような耳に残るメロディーを作りたかったのですが・・・いかがでしょうか?

 

そして、役の方・・・音楽があるので補助要員でと当初はお願いしていましたが、開けてみたら・・・?

昨日衣装も決まりました。これでしっかり取り組めます。また近所のmy  room 借りてガンガンやるぜ・・・うふ♪

本日の稽古は遅い参加で、3場会議のシーン。やればやるほど面白い。クールな教師中田、どこまでやれるか?

 連日の稽古で皆どんどん役に入ってゆく。会話が増え、親密度も増し、それがまた劇に良い影響を及ぼし、良い循環が生まれる。笑顔が増え、工夫が増え、皆で育っていく、良いcompanyが育っていく。