中野笑理子のブログ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

深夜の鳴き声

2019年05月26日 | 日記
このところ毎晩、深夜1時頃になるとどこからともなくゲッゲッゲッゲッという声が聞こえてくる。
蛙の声だと思うのだけれど、鳥の鳴き声のようにも聞こえて、はっきりとはわからない。
蛙にしても鳥にしても、その音の大きさからかなりの数だと思うし、なぜに毎晩、深夜の1時から泣き出すのかも謎なのです。

去年まで更地になっていた所は新築の家やマンションが建てられていて蛙や鳥の集まるような池も空き地もないのに、一体どこに何がいるのだろう。
毎晩不思議に思いながらも怖い感じは全くなくて、涼しい夜風に乗って聞こえてくる声を聞きていると、妙に牧歌的な気分になっていつの間にか眠りにおちてしまう。
今夜も聞こえてくるかなぁ。

蛇の目ちゃん

2019年05月25日 | 日記
実家には以前、私が生まれる遥か前、若かりし新婚の頃の母が愛用していた足踏みミシンがありました。
母がそのミシンを使っていた姿はボンヤリとしか覚えていないのですが、子供の頃に私も何度か使ったことがありました。
故障と修理を繰り返し、やがてとうとう動かなくなってしまったミシン本体は実家の建て替え引っ越しの時に手放してしまったのですが、付属していた木製の椅子が今も残っています。

先日の実家への引っ越しの際に2世帯を1世帯にする為、かなりのものを手放しました。
その時この木製の椅子も手放すリストの候補にあがったのですが、私が頑なに反対し口論にまで発展しました。

古くはあるけれど造りがしっかりしていて、今はもう探してもきっとないであろうと思われる蛇の目ミシンのマークの入った木製のミシン椅子です。
背もたれもついていない小さな椅子ではありますが、高い所の物を取る時の台にもなり、台所に置いていても邪魔にならないサイズで、喫茶店のカウンターの内側で店主がちょっと休憩に座るような感じで重宝するのです。
そしてあれだけ捨てようとしていた夫も頻繁に愛用し、今ではなくてはならない椅子になっています。

数日前から木の組合せ部分が緩みガタつくようになってしまったのですが、接着剤で補強すると元通りちゃんと使えるようになったミシン椅子。
考えてみると、今ある家財の中の最古参かもしれません。
我が家では、蛇の目ちゃんと呼んで今日も活躍してくれているのでありました。

たまねぎパイ

2019年05月24日 | 日記
少し離れた場所にある、ドイツ菓子のお店。
そのお店を偶然知ったのは、まだ一人暮しをしていた頃でした。
休日出勤だったその日は母の日で、実家の近くでの仕事だったので何かプレゼントを買って実家に寄って帰ろうと歩いていたら道路沿いに突如現れたお城のような石造りのお店。
何かに誘われるようにふらふらと入った店内には母の日用の焼き菓子があって、それを買って行ったのでした。

以来、西宮に戻ってからはよく行くようになりケーキの全種類制覇ももうすぐと思いきや、季節毎に登場する新たなケーキやドイツパン、オーソドックスなプリンや季節の野菜のキッシュなどもあり、なかなか全種類制覇にはたどり着けません。

今の季節のイチオシは、甘い淡路産のたまねぎで作ったたまねぎパイ。
ベーコンや玉子と一緒に焼き上げられたたまねぎパイは、食事にもお酒のオツマミにもなる今の季節だけの至福の味なのです。

今日も焼きたての熱々を買って帰ったのでありました。

ご近所づきあい

2019年05月23日 | 日記
今日、会社から戻ると玄関ドアの新聞受けに「自治会費を集めにお伺いしましたが、お留守でしたのでまたお伺いします」という紙が入っていました。
訪ねて来てくれた役員の人の部屋番号が書いてあったので持って行こうかと思ったけれど時間は夜の7時過ぎ、食事時にお邪魔するのもなぁと思い夕食の準備をしているとピンポ~ンとドアホンが鳴り出てみると、昼間に来られた役員さんが再度、自治会費を集めに来られたのでした。

自治会費は3千円。
財布を開けると千円札が1枚しかなく、役員さんも手元に6千円しか持っていません。
すると隣の家のおばあちゃんが出て来て両替してくれ無事に自治会費を払うことができたのでしたが、それだけでは終わらないところがご近所づきあいの面白くも恐ろしいところ。

連休前にすぐ横の通りで交通事故があったのですが、その時ちょうど事故現場横の知り合いのお家にいたという役員さんから話が始まり、うちの母の状況について役員さんと隣のおばあちゃんから数々の尋問があり、その後はおばあちゃんの健康不安問題、そして全く見ず知らずのご近所さんの話までなかなか家の中に戻るタイミングを与えてくれません。

自分自身もう立派なおばちゃんになったと思っていましたが、この2人に囲まれると自分が子供のような気がするほどあらゆる面において達者なおふたりです。
しかしこれからのことを考えると無下にもできず殆ど相槌の会話を続けること小一時間、頭の中で「今、何合目ぐらいかなぁ」と思いながら話を聞いていたところ、突然おばあちゃんのくしゃみが止まらなくなったところでようやく解放してもらうことができました。

家に戻ると夫が開口一番「どこ行っとったん?」と聞くので、ドア1枚挟んだ所でずっと立って喋ってたと答えるとビックリしておりました。

凄い人、カーツさとうさん

2019年05月22日 | 日記
産経新聞の夕刊で隔週連載されている、カーツさとうさんの猫エッセイ。
飼い猫ビッ太とさとうさんとの日々の暮らしがご自身のイラストとともに描かれており、いつも楽しく拝読していたのですが、今日そのカーツさとうさんの驚愕の事実を知ったのでした。

カーツさとうさんは奥様とともに、なんとこの30年の間に12匹の野良猫を保護し、すでに11匹を看取ったという、猫好きの神様のような人なのでした。
単に猫が好きというだけでは、なかなか出来ないことであります。
その猫ちゃん達との日々をネットで連載されていて、貪るように読んでおります。
そしてペット禁止の実家に引っ越してしまったけれど、またペットOKの物件を探してみようと思い始めたのでありました。