中野笑理子のブログ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

タンマ君

2019年01月08日 | 日記
このお正月に嬉しかったことのひとつ、それは「タンマ君連載50周年! 丸ごと1冊特盛スペシャル」を心ゆくまで読めたことでした。
4年前に出版された「お正月スペシャル号 丸ごと1冊タンマ君!」も、もちろん買って今も手元にあるけれど、今回は連載50周年!
この50年のあいだに世間は変わってもタンマ君は変わることなく、イチャつくカップルを見てはガルルルル~と嫉妬の炎を燃やし、お金を目にしてはキャインキャインと喜び、毎週毎週飽きることなくサラリーマンの悲哀を見せてくれていたのです。

タンマ君は若いままだけど、50年経ったということは作者である東海林さだお先生も読者も皆、50年の歳をとったということです。
会社で働くということが、どういうことなのか想像もつかなかった子供(私)が、サラリーマンならずサラリーウーマンとなって、「そうか、タンマ君のアレはこういうコトだったのね!」と理解できるようになり、タンマ君と同じようにチキショー! と心の中で叫ぶようになったと思うと、すごい年月だと思わずにはいられません。

連載開始時30歳だった東海林先生は80歳、「気付いたら50年経っていただけです」なんてカッコいいなぁ。