今日も良い天気だ
昨日に続いて今日も山登り 若干お疲れ気味
さて、また大坂山に登ることにした
今回は西脇市の鹿野町側から谷道を南下し大坂山に登るのだが、数曽寺峠から大坂山への登りは初めて
それと”やまあそさん”のこのレポで紹介された大坂山から北に延びる岩尾根の確認と、大坂山に登った後に東に向かい鞍部から鉄塔168への分岐点(巻き道ルート)にテープ表示、それが終われば手前分岐から北方向(ゴルフ場)へ下山するコースを計画した
しかし、ゴルフ場への下山は踏み跡が分からず断念した
結局、同じルートを逆走して車に戻ることになった
車に戻ったのがほぼ18時 かなり焦った
心配してるだろう妻に電話を入れると一喝された
話が変わって、この山塊で初めて人に会った
ノコギリを片手にブラブラと登っていた私はふと後ろに人の気配を感じて振り返った
『あっ人だ!』 と正直びっくりした
「こんにちは」と挨拶すると彼も返事をした
その男性は、近々おばさん達をこの山塊に案内するために下見に来たと話していた
きっとリーダー的な存在の人なのだろう
話によると、最近この数曽寺山塊が注目されているようで雑誌/岳人への投稿もする予定だと話されていた
根っからの山を愛する人なのかも知れない
私は ”思うがままに” 山に登り、心地良い汗をかき、美味しい食事をしながら眺望を楽しむことができればそれで充分だ
人それぞれ生き方も考え方もあるが、私はそんな人間だ
そして、先入観がいつも優先する人間でもある
初っ端から 道を間違えた・・・
10:04 鹿野墓地の中に車を停め出発 向こうに見える山はカラカサ山だ
墓地に入る時に見た南へ延びるアスファルト道路を歩いて行った
北東方向には昨日遠望した山々が見えた
10:07 アスファルト道路は建設会社の正門前に行き着いた
この道のままで良いのかと不安になりながら正門の左側に踏み跡があったのでそれに従って進んだ
10:09 これが数曽寺峠へ向かう道なのか?と不安になりつつしばらくそのまま進んだ
どうもおかしい
地図を取り出して調べてみると、数曽寺峠へは墓地の西側から上がって行くのが分かり墓地に戻った
10:21 数曽寺峠へ向かう石橋を発見 (約20分のタイムロス)
10:25 川の左側には、先ほどの建設会社の敷地だと思わせるトタン塀が長く延びていた
中が見えないように隠すには何か理由がありそうだし、あまり褒められたものではない
10:30 ここは車が良く通る道なのだろう 数曽寺谷の方とはちと違う
10:31 急に広場が見えた 栗園だ
10:37 道がぬかるんでる 昨日はもっとひどかったのかも知れない
道の左側は水量のある"すそうじ川"が流れていて、川音を聞きながら歩けるのが嬉しい
10:50 数曽寺谷や廻谷の感じに段々近づいて来た
川も何度か横断した
10:52 目の前に屋根半分が無く荒れ果てたお堂が見えた
そのお堂の中にお地蔵さまが安置されていた
寒々とした光景だが、お地蔵さまの表情は暖かだった
お地蔵様の左側に"塚口新池裏山コース"の案内板が転がっていた
右側には"金城山スソオジハイキングコース"の案内板
周りの熊笹や低木を刈り取り、お堂内やお堂の周りを簡単に掃除した
「少しすっきりしましたか?」とお地蔵さまに問いかけら「はい」と微笑んで下さったように思えた
瓶に名も知らぬ植物が供えられていた どなたが供えたのか知る由もないがホッと心が和らいだ
11:14 お地蔵さまに一礼して数曽寺峠へ向かった
11:16 川を渡るのは2度目かな?
11:17 金城池への分岐点
11:20 数曽寺谷では見なかった人工植林地帯
11:24 可愛い滝だ
11:30 目の前が明るくなってきたが峠はまだか?
11:42 数曽寺峠に到着 (鹿野墓地から1時間21分もかかってしまった)
11:53 目の前に大坂山
峠から大坂山に登るのは初めてで、いつも下ってばかりだから感じが違って見えた
そして、この山塊で初めて人と会った
いつも黙々と歩き、眺め、また歩きばかりだったこの山塊で人と話ができることの喜びを感じた
途中の岩場から見た今日の景色
12:58 大坂山の北に延びる支尾根への分岐点
少し籔っぽい道をノコギリで枝や邪魔な木を切りながら進んだ
しばらくして”やまあそさん”のレポにあった岩尾根に辿り着いた
低木を剪定したらメッチャ眺望が良くなった
大坂山山頂も良いけれど、ここからもなかなか素晴らしい!
目の前は金城山だ 遠くに笠形山や千ヶ峰が遠望できた
西方面の山々を眺めながら昼食
数曽寺山塊最高峰のP459は美しい!
下山して あの林道を歩いて帰る予定だったが。。。。
15:10 これ以上 支尾根を北に進んでも眺望が期待できないので大坂山へ向かうことにした
もう15時を回ってる! 急ごう!
支尾根を戻りながら眺望を楽しんだ
P459も大坂山(目の前)も二つの突起があるんだな・・・
岩尾根を振り返る
15:24 こんな岩場があった?
15:27 大坂山山頂
山頂が急に目の前に現れてビックリした
いつの間に北尾根への分岐点を通過したのか? 知らず知らず分岐点を通過していたようだ
16:10 鉄塔168への巻き道への案内テープを作った
でも、帰宅後写真を確認したら「166」となっていた しまった! 「168」なのに・・・
16:11 鞍部から北方向への下山ポイント
16:13 良さそうに思えたルートはシダで隠れ出した
そのまま進んで行ったが途中で踏み跡が分からなくなった
薄暗い木々の中を下って行くべきなのか? それとも真直ぐ進んで行けば尾根道につながるのか?
岩尾根から見えた林道への距離はそんなに長くはないが、ひとりで進むには心細いを通り越したような感じに思えた
地図で再確認しようとポケットの中を探したが地図が見つからなかった
巻き道の案内テープ作業時には見ていたから、あそこで落としたのかも知れない
「ここからは下るな!」というお告げだと思い戻ることにした
16:18 地図があった!
16:30 大坂山山頂に戻り、夕闇迫る山々の景色を写真に撮った
16:50 北尾根への分岐点に案内テープを巻いた
もうすぐ日が暮れるぞ! 急ごう!
17:21 大坂山の西面が夕陽に照らされていた
17:22 峠
17:23 薄暗い谷道 心細い
17:34 お地蔵さま
お地蔵さまに一礼し、更に足を速めた
17:56 墓地に着き、歩いて来た谷を振り返った
18:05 帰る用意を済ませ、ふと空を見上げるとカラカサ山の上に三日月が美しかった
月を見ながら”うろさん”のことを思い出していた
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