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ムーラン・ルージュ

2010-06-21 | 映画・ドラマ

2001年

amazonより
「ロミオ&ジュリエット」のバズ・ラーマン監督が贈る、絢爛豪華な映像と珠玉の音楽を収めたスペクタクル・エンターテイメント!

世紀末のパリ。
大人気を誇るキャバレー「ムーラン・ルージュ」のスターで高級娼婦サティーンと、貧乏作家のクリスチャンは激しい恋に落ちる。
ショーへの出資の見返りに、サティーンを我がものにしようとする公爵に隠れて、危険な関係を続ける二人だったが、思いもかけない悲劇が起こる…。
 『ロミオ&ジュリエット』のバズ・ラーマン監督が、独特のパワフルでキッチュな演出をさらに極めたのがこの『ムーラン・ルージュ』。
舞台は1899年、ボヘミアン・ムーブメント吹き荒れるパリ。
毎夜、絢爛豪華なレビューが行われるナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」で、高級娼婦サティーン(ニコール・キッドマン)と貧乏な青年詩人クリスチャン(ユアン・マクレガー)が出会った。
2人の悲恋が、華麗かつポップなナンバーで彩られる、アヴァンギャルドなミュージカル・ムービーだ。
エルトン・ジョンの「ユア・ソング」を主人公のテーマソングに据えてみたり、2人が愛の語らいをするシーンでは往年のヒットソング(ビートルズ「愛こそはすべて」、ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」、ドリー・パートン「オールウェイズ・ラヴ・ユー」…などなど)を一節ずつ使って美しいメドレーにしてみたりと、その手法はなんとも大胆。
その一方で、デヴィッド・フォスターがプロデュースしたオリジナル曲「Come What May」は、ミュージカル・ナンバーの王道といえる、胸を締めつけるラブソングに仕上がっている。
20世紀が始まる直前の話を、20世紀のポップカルチャーを引用しながら展開する(ちなみに配給は20世紀FOX…)というアイデアがとにかく出色。
しかしそれも単なるパロディに終わらず、それこそが物語の舞台となっている時代の気分を観客に追体験させているといういかにも映画的な大仕掛けが印象的。
まさに21世紀最初の年にしか存在し得なかった傑作だ。(安川正吾)

 2001年度アカデミー賞2部門受賞(美術賞/衣装デザイン賞)
 (作品賞を含む8部門にノミネート)
 ゴールデン・グローブ賞3冠達成!(最優秀作品賞/主演女優賞/作曲賞受賞)



2002年にアカデミー作品賞を取ったミュージカル「シカゴ」よりは遥かにこの「ムーラン・ルージュ」の方が素晴らしい作品だと思う
私のミュージカル映画のNo.1は「サウンド・オブ・ミュージック」だが、この「ムーラン・ルージュ」の方が上かも?と思うときもある
前半の躍動感、後半の行き詰る緊迫感、そして編集も見事に尽きる
これほど私を映画に中にのめり込ませた作品は数少ない
ニコール・キッドマンの美しさとユアン・マクレガーの素朴で実直な演技
公爵やシドラーの周りの配役人の達の名演

『人がこの世で知る最高の幸せ それは誰かを愛して そしてその人から愛されること』
(昔はそんなことを感じたことがあった・・・)

また、いつか観てみよう

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