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岩屋の大杉と叢林 福井県勝山市

2010-05-02 | 樹木-中部地方
福井県勝山市北郷町岩屋の岩屋の大杉は市指定天然記念物

勝山観光ナビより
鈴厳寺の址に建てられた観音堂・岩屋観音。
堂内には、鎌倉時代末期の十一面観音や如意輪観音・聖観音など5体が安置されていた。
しかし、その文化財的価値が災いし、すべてが盗難にあった。
現在の観音像はその後寄進され再現された像である。
境内にそびえるひときわ大きな杉が岩屋の大杉で、幹回り15m、高さ40mもあり樹齢500年と推測されている。
昔は、この杉は12本に分かれていたが不埒者がそのうちの6本を切ったところ、白竜が現れて残りの6本に巻きつき、それ以上は切らせなかったとの伝承がある。
白竜はそれ以来この杉の根元に住みついたと伝えられ、昭和42年に修復した際には白蛇が出現した。
別名「子安杉(子持ち杉)」、この杉の皮を煎じて飲めば乳の出がよくなると言われている。


岩屋観音の案内図


鳥居をくぐって境内に入る  鬱蒼とした叢林 まだ朝の6時半頃


夫婦杉


これが岩屋の大杉
根元から伸びた5本?の枝は若そうに見えるが根元は樹齢500年には到底見えないほどの迫力を感じる
豪雪地帯特有の樹形なのだろうか?
















これは飯盛杉
岩屋の大杉の近くにあるため存在感が薄く思えるが、歴史を感じさせる大杉に間違いない








裏山には遊歩道があり大岩に纏わりつく巨木もある


朝陽に映えて木々が綺麗だ


近くの大鷲の滝
この写真には写っていないが、春の山野草(ニリンソウ、イカリソウなど)の花が咲き乱れていた


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