思うがままに

Step by Step

数曽寺山塊へ

2010-04-15 | 山登り・ハイキング

かつて大柿さんが歩かれたルート、私にとっては未だ足を踏み入れていない尾根ルートから大坂山を目指し、大坂山から数曽寺谷へ下りて谷道を南下しようと考えた
このルートは前々から歩いて見たいと思っていたし、4月8日に歩いたP232.9へ?の道を途中まで歩いたこと、更に最近歩かれた人のHPを読ませて頂いたことで、無性に挑戦してみたくなった訳だ

しかし、現実は途中で地図を失くし、コンパスも持たず勝手気ままに歩いたため、初っ端から迷走
予定の
狂いから数曽寺谷を北上し鉄塔166→鉄塔167経由で尾根ルートを南下することになった
今回の失態にまだまだ未熟者だと痛感した

GPSを持つべきなのか?



仏谷の南端から三草川を渡って直ぐ左手に見える山に登ることにする
(駐車位置から撮影)


堤防を歩くが、仏谷側へ渡る橋がどこにもない!
堤防沿いに川をさかのぼって行くが橋が見当たらない
出発間もなくとんだハプニング!
仕方なくこの堰を渡ることにした  水量が少なかったのが幸い


仏谷を少し北上する  不気味な雰囲気・・・


引き返して薄い踏み跡から登りだした
馬瀬の集落  向こうに鉄塔170が見える


すぐに仏谷が見えだす  向こうに赤白鉄塔の167が見え、その奥のピークが大坂山


尾根は比較的歩き易い でも快適とは言えない


別荘地が見えだす


右手のピークが三角点のあるP232.9
山の地肌が見えている所から登るのが良いと考えた


尾根道を振り返る


仏谷が一直線に見える  ここに登った甲斐があった!と、ご満悦


数曽寺池が近づいて来た


P232.9を見る
登ろうとした地肌部は急勾配なのか?


最後のピークには登らず鞍部から谷に下りた
歩き易い所を探しながら下りて行った  これが結果として災いした


谷に下りると湿地帯だった  どの辺りだろうか? 周りがまったく掴めない
しばらく歩いて山の斜面に近づいた時、地図を取り出して「ここから上がればP232.9だろう」と考えた


谷から斜面を登りだした
どうも様子がおかしい
ポケットの地図を取り出してみようとしたら無くなっていた
また湿地帯に出てしまった
そこからあっち行ったり戻ったりと繰り返すうちに方向が全く分からなくなった
そんな時赤いテープが見えた


その踏み跡を辿った
その先は別荘、このお宅から下りて来た
数曽寺池の東側にも別荘と池があったのか?と、ホントに思った

たまたま車を洗っておられる人に「ここはどの辺りですか?」と聞いた
目の前は数曽寺池だった!
全く方向が違っていた  西光寺山の迷走をここでも繰り返してしまった



(今思えば、赤テープの踏み跡を西方向へ辿ってしまったわけで、あれを反対方向に行けばP232.9に上がれたようだ)

戻る気力が失せてしまった
じゃ、P232.9へ直接登るのをやめて鉄塔巡視路から尾根を南下することにした


数曽寺谷を奥まで踏み入れるのは久し振りだ
道は川になっていたし、以前とは様相が大きく変わっていた
春先の長雨が降り続いた影響かも知れない


鉄塔166への案内PL


鉄塔166に到着


右手の赤白鉄塔は167


巡視路を登る


鎖があったのを知った
以前はこの岩場が怖くて左側へ迂回したから鎖に気付かなかった


手摺のある巡視路
北風を避けるために上方の岩かげで昼食


金城山からカラカサ山への稜線が綺麗だ


数曽寺谷と鉄塔166


鉄塔165と西の山々


数曽寺山塊最高峰のP459も綺麗




尾根道の小ピークから大坂山を見上げる




赤白鉄塔の167へ




鉄塔167


巡視路を振り返る


赤白鉄塔167辺りから仏谷へ伸びる支尾根(手前)は歩きやすそうな感じがする
鉄塔工事のためのサブルートだったのか?


鉄塔166(手前)と数曽寺谷を超えて向こうに鉄塔165


尾根を南下すると小ピークで巡視路は南西方向に下って行く
左手の薄い踏み跡がP232.9への尾根ルートの取り付きとなる


取り付きの藪を下る途中、邪魔な木が切られているのを目にした
私もノコギリを取り出して枝を切って歩いた

初めは籔っぽかったが、しばらくすると歩き易くなった


でも、あまり快適なルートではない
小ピークを振り返る  向こうに見えるのは赤白鉄塔


P232.9が先端に見える
枝を掻き分けながら進む


三草山と手前の仏谷


東側の尾根の方が歩き易いかも? と、そんな風に思えた
いつか歩いてみよう


もうすぐP232.9だ


三角点のあるピークに到着
大柿さんのプレートが転がっていた
2005年5月に登っておられるのだが、プレートの文字は今も鮮やかだった 


大柿さんはこのピークから東方向へ下山されているが僅かな窪みと共にシダに覆われていた
南方向にも僅かな窪みあるがイノシシの踏み跡かも知れない
一方、西方向にははっきりとした踏み跡があった
ここから下山


踏み跡はあっちこっちに見られてルートを特定するのが難しかった
南の山から確認した地肌斜面を下ろうと考えていたが、今歩いているポイントが把握できないため、取り敢えず踏み跡をトレースしながら下った
途中、赤テープを見つけ、それに従って下った




岩場が現れた
目の前は数曽寺池だが、左手奥の池へ向かえば4月8日に歩いた道に辿り着けるとこの時は思っていた


岩場を過ぎると藪となった
ここでまた方向を見失った




赤テープが出現
この踏み跡を辿った


目の前に現れたのは今朝見た別荘だった
また同じ所に出てしまった


再度、このお宅の玄関を飛び越えて下りるのをためらい、右方向に歩いて行った
結果として、違うお宅の玄関から道へ出る羽目になった
こんな私のようなハイカーがいるから、ここの自治会長さんが苦言をあらわにしているのかも知れない

数曽寺池を見ながら車へ

デカンショ街道を歩いて、ふと右手に滝が見えた
近づく元気もなくただ写真を撮った


車に直接戻らず。また川の堤防を歩いた
あの堰を渡った


遠くから最初に登り出した山(左)とその右手の三角点のあるP232.9を見た


今日の小雨混じりの曇天のように爽やかな気分になれなかった
途中の迷走が心の中でわだかまっていたから・・・・

もう少し整備すれば、となりの三草山よりずっと素晴らしいルートになるだろう



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