丁度1週間前に歩いた廻谷に再びやって来た
前日まで早過ぎる菜種梅雨で雨が降り続いたが、今日は久しぶりの青空が拝めそうだ
雨が降るとこの辺りの谷は道が川のようになってしまうと聞いたことがある
もともと川底が道となっている所も多々あるので雨が降って川底に水が流れて何も可笑しいことではない
廻谷にもそんなところがあるにはあるが、まあ歩けないことはないし数曽寺谷より少し良さそうな感じがした
しかし、谷奥に行くに従って川底を歩いたのか?それとも川底から離れて岸を歩いたのか? 蘇らない記憶を必死に紐解くように手繰り寄せたが思い出せなかった
たった1週間前のことなのに雨が降った後の廻谷は、まるで初めて歩く所のように感じた
ひょっとして鉄塔案内PLを見落としてもっと谷奥に入ってしまったのか?と、木々の間隙から鉄塔を探したが見つからず不安になった
見落とすなんてあり得ない・・・・
そのまま奥へ進んで行き、ようやく鉄塔の案内PLを見つけてホッとした
『この辺りの谷は、長雨の後は歩かない方が良い』
これがこの日に学んだこと
さて、今回のルートは
廻池→廻池の南西の尾根→廻谷→支尾根→上三草の三角点P299→尾根を南下→P298→廻池
を計画したが、上三草の三角点P299へ直登りする支尾根への登り口が分からず、逆にP299から支尾根を下って行ってどこに辿り着けるのか確認することへ変更した
9:30 廻池の前回停めた場所へ向かう (前回より水量が遥かに多い)
9:42 下の廻池の堰堤の末端から登って行くような感じだ
9:45 川を渡る手段はここだけだった (堰堤から行けなかった)
9:46 堰堤の一部が滝になっていることに初めて気づいた
廻池東側の尾根 戻りはあれを下る予定だったが・・・
下廻池の堰堤から北方面
9:58 私の車が小さく見えた
あそこにも滝があった!
10:01 快適な登山道ではないがそんなに悪くもない
邪魔な枝などをノコギリで切りながら進んだ
南方面には解放感のある景色が広がっていた
P226に着いたが写真を撮っていなかったので何時なのか不明
北方向の眺めが良いようなので邪魔な木を少し切り、山々を眺めながら昼食にした
手前尾根の中央がP298 その向こう尾根に大坂山とピンと尖がった数曽寺山塊最高峰のP459が見えた
左が三角点のあるP305.7(未踏)、右が眺望の良かったピーク、更にその右側に廻谷が北へ延びている
12:29 P226から西側のピークへ向かった
12:37 P226の北に延びる支尾根の西面は崖のようだ
12:37 なかなかの眺望だ!(これが300m級の山々か?)
12:38 西側のピーク
P226を振り返る(東方向)
12:42 進路を北方向に変えて谷へ下りて行く途中 下界はヤシロカントリークラブ
12:46 P226の北西面の崖が異様だ
あの尾根からも谷へ下りれるような気がする?
12:47 谷の向こうにあるコブへ向かうのが良いようだ
途中、踏み跡を見失い動物の足跡を辿って行ったら、どんどん方向が違って行くのに気づいた
あのコブ岩が正面に見える所に戻りテープを見つけた
この辺りは足元が良くないし色んな方向に踏み跡が散乱していてルートの特定に苦慮した
でもここでのテープは有難かった
12:58 谷道に着いた 廻りが少し見易くなるように木を切っておいた
ここからゴルフ場へ行けるのかと思っていたが藪っぽくて殆ど歩かれていないようだ
薄気味悪い谷道を歩き、13:13に廻谷の道に合流した
13:18 ここを右に行けば良いような気がしたが、川となっていた
目の前があの支尾根か?
川を辿り、水を避けながらあっちこっち歩き回っていると砂防堤が見えた
向こうに道らしいものが見えたので進んで行くと、半円を描いて歩いたかのように元の道に戻ってしまっていた
川底に水がなければもう少し楽に探せたかも知れないが、今回は支尾根に登って行くのではなく、支尾根から降りて行くことにルートを急遽変更した
途中、鉄塔案内PLに辿り着くまでの道が初めて歩くような感じがした
前回 川底を歩いていたためだろう
薄暗い谷道ではそんなことでも私を不安にさせた
(誰かと喋りながら歩いていたらそんな不安も湧かないのだろうが・・・)
13:45 鉄塔146への案内PL
13:50 鉄塔164 急登りで息が切れた
14:03 鉄塔165
14:29 P299 ここへ来るのは紅葉真っ盛りの去年11/29以来二度目
14:58 支尾根は踏み跡は充分あるが案外籔っぽい
もっと歩き易い所かと思ったがそうではなかった
ノコギリで枝を切りながら進んだ
15:11 廻谷、向こうに廻池、そして廻谷を挟むようにして連なる山々 このコースもなかなかのものだ
15:51 もうすぐ谷だ
林道っぽい所に降りて来たが、ここは歩いて来た谷道ではなかった
ポーチからテープを取り出してマーキングしようとしたがテープが入ってなかった
何たる失態!
16:00 登り口がもっと分かり易くなるように廻りの木を切っておいた
(この写真は支尾根への登り口方向を見ている)
16:03 谷道に合流 分岐ポイントが分かり易くなるように廻りの木を切っておいた
(この写真は北方向を見たもので、真直ぐが本来の谷道、右へ進むと支尾根の登り口となる)
16:18 誰もいない谷道を歩くのに慣れてきたが、やはり心細い
16:31 廻池の車を停めている場所に戻って来た
廻池を散策
本来、あの山から降りて来る予定だったのに・・・
別荘地かぁ
新緑に萌える頃も綺麗だろうな