前回、大坂山まで足を伸ばすことができず心残りだったこと、そしてもう一度やわらかい色彩の紅葉が見たくて再び数曽寺谷を訪れた
前回と同じ山口公民館に停めようとした
近くにおじさんがいたので「ここに車を停めさせてもらっていいですか?」と訊くと
「生憎やけど今日は公民館の隣の工事で車がいっぱい来るからあかんよ」と・・・
私は「そっちの広い所はいいですか?」訊くと
「そこも業者の車が停めるからあかんし、そこは私有地やからなぁ」と・・・
「えっ? 私有地の看板はもっと上の方にありますけど?」
「いいや、そこも私有地なんやわ」
「そっちの場所はいいですか?」 「そこもアカン」
「じゃもっと下の道路に停めてもいいですか?」
「あそこも私有地やから・・・」
「ええ?あの道も私道なんですか?」
「うんそうなんやわぁ 三草山の駐車場やったら自由に停められるよ」
・・・・・
この場は大人にならなくてはいけない
腹立たしさから私の語気が多少荒くなってきたがぐっと堪えた
私はすんなり「はい分かりました」と言って従った
時が流れて山から下山した時、公民館の隣の建築工事は休み? 工事業者の車も1台もなかった
単に『別荘地の周りに車を停めて欲しくない』
と言うことにつきるみたいだ
まあー 立場が変われば私も同じ気持ちになるかも知れない
8:06 三草山/登山口の駐車場に停めて出発
8:21 池淵のアスファルト道路
8:22 林道へ分岐
8:25 林道から細い谷道へ
8:25 数曽寺谷の道
8:30 国有林の看板(ここは国有林か?)
8:33 木々でできたトンネル
8:51 川を渡る
(前回はここを下ったわけだが、今回は登りで迷いそうになったので適宜木を切っておいた)
8:52 鉄塔167への分岐 (三草山駐車場から46分)
歩き易い巡視路だ
9:03 最後の急坂
9:05 登り切るとゆるかな尾根道
やがて眺望も良くなる
9:15 手前の鉄塔は166、向こうは前回弁当を食べた場所の165
あの山々を前回登ったんだ
遠くに笠形山や千ヶ峰が見えた
こちらは東方向の山々
鉄塔167とその上は大坂山
9:18 鉄塔167と大坂山 景色ばかり眺めてなかなか前へ進まない
数曽寺谷と前回登った山々
9:30 鉄塔167直前に鎖場 (登るのに鎖は要らない)
9:32 鉄塔167 (分岐からダラダラと歩いて20分)
目の前は三草山
遠くに雌岡山、雄岡山、明石大橋も見える
向こうに笠形山
この岩場を登って行く
9:42 鎖場 (ここも鎖がなくても登って行ける)
9:43 鉄塔167を振り返る 谷が美しい!
10:00 大坂山へは途中から巡視路がなくなり藪状態となる
薄い踏み跡があり、迷うことはないが歩き難い
ノコギリを取り出し、適宜目障りな枝や幹を切って歩いた
10:47 大坂山山頂に到着 (三草山駐車場から1時間40分)
みなさんの情報通り眺望はあまり良くない
東から南方向と北方向が背伸びする状態
隙間から三草山が見えた
ここでひと仕事
ノコギリで木々を剪定した
終わったのが14時頃、冷たくなった弁当を食べてしばらく眺望を楽しんだ
携帯電話が鳴った(ここは電波が届く!)
取引先のN氏だった
「○○さん、ごめん、私が間違ってました、 あちらの認定品を採用してください・・・」
・・・・ありゃー設計変更かぁ・・・ 時間がかかりそうやぁ・・・
がっくり
いつのまにか時間も経ってしまったし
隣の459mへも行ってみる計画だったが
このまま下山することにした
・・・
ちょっと木を切り過ぎたかもしれない
でも、見晴らしが良くなったから良しとしましょう (ここは国有林だったのか??? あの看板が気になる)
北方向も多少見やすくなった
来た時とかなり違う
14:28 大坂山を下山 はじめは歩き易かったが・・・
千ヶ峰は雪が舞っているようだ
14:43 藪状態の所もある
またもやノコギリを取り出して邪魔な木を切って歩いたが、かなりの急坂で歩き難い
シダも・・・
15:13 岩場 特に危険ではない
岩場を振り返る
15:14 数曽寺谷
またもやシダ 今度はちょっと深い
15:30 数曽寺谷がもう目の前
15:32 数曽寺峠 目の前は鉄塔165へ向かう巡視路 (大坂山山頂から約1時間! ノコギリが災い)
15:42 鉄塔167への分岐
15:56 林道へ合流
15:58 アスファルト道路へ合流
16:03 目の前は山口公民館 (工事車両は全く無し!)
数曽寺谷峠から約30分
16:10 山口の集落入り口辺りから来た道を振り返る
16:18 三草山の駐車場に到着 (数曽寺峠から約45分)
駐車場の目の前の岩場に登って数曽寺谷の山々や大坂山をカメラに収めた
夕陽に照らされた里の紅葉が燃えるように美しかった