思うがままに

Step by Step

リアワイパーパーツのオイル漏れ

2005-12-09 | TIIDA

経緯と点検/交換
リアゲートのプラスチックカバー部の"オイル滲み"報告が多く寄せられていたので、12/9に点検を依頼した
因みに、MyTIIDA('04/10納車)の状態は写真の通り
ちょっと判り難いけれども、縁取りした部分に薄っすらとオイルの滲みを見ることが出来る
プラスチックカバーを取り外してみると、リアワイパーの駆動用ギアボックス(?)からのオイル漏れであることが判明
その状態の写真はないが、見た目としてやはり放置しておくには抵抗があるという感じだった
(もともと、グリース充填量が適正だったと仮定して、漏れたことにより結果としてその適正量から減ったことが更なる問題を誘発させないものなのか?ということが気になった)
翌日12/10にそのパーツを新品に交換、その後作動を確認
(相変わらず、リアワイパーの作動音は大きめ)
(12/16雨天走行、回転軸部からカエルの鳴き声のような異音発生→修復完了、またサービスキャンペーンでパワーウィンドウスイッチを交換)
ディーラーでは、このオイル漏れ報告は初めてのことだと言っていたが、今回の迅速な対応には驚いた
既に、日産はこの問題を認識していたのかも知れない

ディーラーとのヒアリング
 ・原因はグリース充填量が多かったために漏れたものと考えられる
 ・グリース潤滑であるため、ガスケット等のシール材は使われていない
 ・漏れているままの状態で放置しても、機械的/寿命的な問題に発展するものではない
 ・交換部品は恒久対策品ではなく従来と同等のパーツである(グリース充填量は適切だろう)
 ・今後、改めて漏れの有無を目視確認する必要性はないと考えている

その後の私見
漏れていた油脂(ディーラーはグリースであると言っている)は、ぱっと見た感じとしてグリースではないように思うのだが…ちょっと気になる
今後、新たな滲みが発生しなければ良しとしておこう
さて、今後のリアワイパー作動時間は?となると、納車後1年間の走行時間は352時間で、その内、雨天走行でリアワイパー作動率等を加味すると、実働15~20時間/年程度
あと9年(?)乗って、135~180時間・・・
この程度なら機械的寿命を考える必要はないだろう
ところで、このパーツは他車種でも共通パーツとして採用されているのではないだろうか?
ウィングロードやノートのバックドアを開けてみると、TIIDAより遥かに丁寧な仕舞いとなっていてオイル漏れが発生したとしても判り難い感じだ
TIIDAの上質感は細部をじっくり見ていくと、期待していたほどのものではないことに気付いてしまう
上質感とはパッと見て感じるものだけではなく、触って使って慣れても尚、その感じを持続させてこそ本物と言えるのではないだろうか??