ご存じポール・サイモンの名曲「American Tune」です。
この歌、バッハの「マタイ受難曲」のコラールからインスピレーションを得て、作られたというふうに一般的に知られています。
小生は、不遜（不敬）かもしれませんが、民族音楽的に讃美歌を聴いていて、深くはないですが、讃美歌は結構好きですし、励まされたりもいたします。（ちなみにキリスト教信者ではありません。）
「American Tune」を聴いた時、讃美歌１３６番の「血しおしたたる」にそっくりな旋律だと直感的に思いました。
調べてみますと、バッハがこの有名な讃美歌を「マタイ受難曲」のコラールに用いたということが分かりました。
そんなわけで、真偽のほどは分かりませんが、もしかすると、ポール・サイモンは、「マタイ受難曲」ではなく、やはり讃美歌からインスピレーションを得て、この歌を作ったのではないかと考えたほうが自然なのではないか？ なんて自分勝手に思ったりしています。（Ｓ＆Ｇファンに叱られるかも・・・）
ところで、このクルキッド・スティルの「American Tune」、なかなか素晴らしいですよね。
このクルキッド・スティルは、ボストンのコンテンポラリー＆プログレッシヴ・フォーク・バンドで、バンジョー、ベース、フィドル、チェロというギターがない今どき珍しい編成です。
ボストンらしく？ インテリ風なこのバンド、 ブルーグラスからビートルズまで、いろいろな音楽を斬新なアレンジで演奏していますが、ヴォーカルも不思議な魅力があり、これから注目していきたいと思っています。
takaboh - American Tune (Cover)
小生も大好きなこの歌に挑戦してみましたので、宜しくお願いします。 m(_ _)m