エリック・クラプトンを初めて聞いたのは、たぶん中学の時に、深夜ラジオから流れていた「ホワイト・ルーム」や「サンシャイン・オブ・ヨア・ラヴ」などクリームの曲だったように思います。その当たりから洋楽に目覚めた気がします。
次は、高校時代に見た映画「バングラディシュ・コンサート」での彼の姿でした。白いスーツに身を包み、髭を蓄え、寡黙にギターを引き続ける彼の姿が少し意外だった部分と格好が良すぎて、「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」のソロの泣きなどには、シビレました。
大学時代は、ヤードバーズやクリーム、ブラインド・フェイスなどロック喫茶に出かけては、よく聴きました。当時、デレク&ドミノスが大好きで、名盤「いとしのレイラ」、「イン・コンサート」などは部屋でアルバムを擦り切れるほどよく聴いていました。
このアルバムは、デレク&ドミノス解散後の初ソロ・アルバムからの一曲です。アコースティックな面とソングライターとして、それまでの違う面を見せてくれた記念すべきアルバムでした。好きなアルバムでしたが、処分してしまい、ずっと聴いていません。この曲は、その中の好きだった一曲です。