平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

オムロン フットマッサージャー

2013-01-20 08:41:08 | Weblog
 旧ソ連時代にノーベル文学賞を受賞したソルジェニーツィン。彼の強制収容所時代をもとに描いた『イワン・デニーソヴィチの一日』は、近年ロシア文学の最高傑作です。ソルジェニーツィンは、北方領土を速やかに返還すべきというリベラル派ですが、物理や数学を専攻した影響か、文体は全体的に抑制的で、体制批判を主眼としてはいません。

 ソ連の強制収容所は過酷で知られ、マイナス40度にならなくては、極寒の中での強制労働は免除されません。三食はパンとカーシャと呼ばれるお粥だけ。楽しみといえば、食堂で一皿余分にありつくことと、内職で稼いだ金で煙草を買うこと。主人公のイワン・デニーソヴィチ・シェーホフは、そんな暮らしを八年間も続けて来ました。

 そんな彼が、ブロック積みの仕事の出来栄えに満足し、上手いこと世渡りしてパンやカーシャを多くもらった一日を神に感謝します。それを聞きとがめたクリスチャンが彼に説教をするのですが、こんな環境でも信仰を続けるだけあってなかなか良いことを言っています。是非とも手に入れて読んでみてください。ただし、翻訳は江川 卓が良いのですが、木村 浩の方が手に入りやすいかもしれません。

 僕は、シェーホフの一日に倣って、ふかふかの布団はホテル以外では知らない生活を続けて来ました。コージーやIBMにバイトに行ってた頃は、朝は塩味のシチューに食パンをちぎって入れて、何となくロシア風。これでヨセフの獄中生活をなぞっていたのです。でも、ここに来て体調の悪さときたら、立ち上がるのも億劫なほど。

 もともと、昨年の三月から体調が悪くなったのですが、便が固まらず、左足の甲は半分ほど炎症でカサカサ。夜は眠れないし、左の頭痛は相変わらずで、風邪は秋から治らない。それで、12月から栄養ドリンクと漢方薬を飲むことにして、お腹の方は何とか改善。でも風邪は治りません。

 最近は貧血みたいなので、とうとうオムロンの手首血圧計を買いました。最小値も最大値も10程度高いだけなので、そう心配する数値ではありませんでした。ところが、血圧計を買ったら、今まで眠れなかった深夜に眠ることが出来るようになりました。午後の時間帯に体温低下して眠くなることもなくなりました。変ニダ。これは、いよいよ模擬獄中生活とおさらばする時が来たか。そう思って、左脛が黒く変色しつつあったこともあり、オムロンのフット・マッサージャーを買うことにしました。

 それで、届いて一日目のフット・マッサージャー体験記。今まで冷たく寝ていた部屋は、スーパーウーファーのキャビに三菱30センチモニターユニットを入れることにしたので、アトリエの方にベッドを作って引越し。ベッドの上にマッサージャーを置き、合計2時間程度の使用。音は小さめですが、唸り音と低周波振動が少し気になる程度です。

 足揉みと足つぼ刺激モードと、ふくらはぎ揉みの2コースで試しましたが、ふくらはぎを刺激すると心臓が軽くズキ。そう言えば心臓も調子悪かったと思いだしました。足の方は特に痛いところはなかったのですが、一箇所だけ脚が痙攣するポイントがありました。糖尿に効くツボでしょうか。

 マッサージ後は脚が軽くなるし、体の悪いところがわかるので、とても重宝しそうです。2万円以下の実売価格ですが、専門のマッサージ料金は結構高いので、一週間も使えば元が取れる計算です。年寄り向きという先入観は無くして、若い時から予防用に使うのが良さそうに思いました。くたびれたと感じた時は既に相当悪いのですから、10代の後半から使えば若さが持続しそうです。

    エフライム工房 平御幸
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
染谷 茂 訳 (平御幸)
2013-01-20 17:56:15
染谷 茂 訳もありますね。僕が買った数日前より色々と増えています。

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