平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ミューズの女神

2012-07-10 22:30:21 | Weblog
 7月に負け知らずで、打線も驚異的に好調だったスワローズに急ブレーキがかかりました。ブレーキがかかったのは6日に広島戦が中止になった時からですが、6日に何があったかというと、絵の譲渡話です。要するに欲しいという人が現れたのです。無碍に断るわけにも行かず、ピエタのデッサンで合意したのですが、それからろくなことがありません。勝利の女神とミューズの女神にそっぽを向かれたのです。

 僕が本格的に絵を再開したのは26年ぶりです。女性教諭陣は発狂寸前か流産という、全てが死んでいる恐ろしい小学校で、(おそらく)北朝鮮系の養護教員に関わった時に、エクソシストするために45キロ以下にまで体重が落ちたとき以来です。その時はエクソシストとしての修行中でしたが、今回は純粋に芸術としての活動です。ミューズの女神が現れたからです。

 ミューズの女神は、とあるお店に居るのですが、ジョワドヴィーヴルの出現とシンクロしていました。ジョワドヴィーヴルのように小柄で品があって美人で可愛いという、古代史の瞳ちゃんのモデルとなった人を小さくした感じです。キビキビと仕事をしている動作を見ているだけで飽きない、どこを切り取っても絵になる完璧なモデルタイプです。母親の若い時はこんなだったのだろうなと思いました。

 しかし、どんなにモデルタイプでも、顔を見るために毎日通うわけには行きません。それで尻込みをして帰ろうとすると雨が降ります。思い直して行けば雨が上がり、スワローズもバレンティンが活躍して勝ちます。負けそうな時に出向いて帰るだけで逆転勝ちが何度もあったのです。スワローズに新加入したロマンの名前が全てを物語っています。

 ところが、尻込みする僕の性格が災いして、3月に彼女が休むようになりました。雨続きの週末とジョワドヴィーヴルの敗戦と骨折。それから毎日針の筵です。尻込みしない。がっかりさせない。それからどこでも誰にでも絶対に怒らない。神様と3つの契約をして、また以前のように出てくるようになったのです。

 交流戦に入った時にスワローズは10連敗もしましたが、連敗の初日に僕は怒ってしまっていたのです。神様の罰です。そして今回は、彼女が前を向いているのに、僕は彼女のいる左のエスカレーターではなく、離れた右の階段を上がったのです。気持ちが弱くて避けてしまったのです。それから、広島と横浜に連敗しただけでなく、彼女もずっと休み続けています。

 ここまで書けば分かると思いますが、ピエタは彼女がモデルなのです。また、バラの絵は彼女のイメージです。構図で二つの花が左右に分かれているのは、お互いが余所余所しく感じている現状を表しているのです。だから、絵が欲しいという人が現れても断るべきでした。何事も、ミューズの女神のお伺いを立てなくてはならないのです。天罰ですね。ピエタの方も手を入れれば入れるだけメタメタになって来ました。

 人生で数回あるかないかというミューズの女神との出会い。僕は、エジプトで囚人だったヨセフのように、髪も切らずに、エジプトのサンダル(雪駄)を履いて、唯一のご馳走であるパンをかじりながら、牢獄から出してくれる姫様を待っているのです。アセナテがヨセフの才能を引き出したように、ミューズの女神だけが僕を牢獄から出すことが出来るのです。僕は芸術家としてのラストチャンスを掴めるのか。今回を逃したら、二度と絵は描けないと思います。

     エフライム工房 平御幸

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