平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

バレーボール 今週のピックアップ 上尾メディクス・佐藤優花

2021-10-31 16:29:49 | バレーボール
最初に、今日のPFU-上尾戦でPFUがボロ負けしたのは田原セッターの責任です。1セット目にリードして、余裕こいてすっぽ抜け縦Bを配して失点。徐々に流れが上尾に傾いて、終盤に3点差リードを逆転されてセットを落とす。この悪い流れは断ち切れず、2セット目のツーアタックも失点につながる。

プロ野球の投手でも、たった1球の気の緩みや配球ミスからガタガタになることが多々ある。縦Bは余裕をこいて使うものではなく、他に選択肢がない場面でしか使ってはいけない。この場面でも両サイドアタッカーは準備していた。田原セッターの気の緩みが監督やチームに伝染して負けたのです (#・∀・)



とは言っても、田原愛里の守備の上達は目を見張るものがあり、2セット目にスーパープレーから得点につなげたのは絶賛に値します。その後で気の緩んだ監督が2枚替えしたのが悪かった。昨日の試合に集中し過ぎて集中力が続かなかった試合でしたね。


右手で上げているのがすごい  (*゜ロ゜)ノミ☆(;>_<) バシバシ
体の回転力を生かしている
左手だと逆回転が必要だから上がらない


その対戦相手の上尾ですが、MBの青柳選手を中心とした攻撃力とブロックの良いチームです。ベテランの青柳選手はバレーボールにひたむきで、足の長いブロード攻撃もあるし、個人的には全日本で見たいなといつも思っています。また、内瀬戸選手も相変わらず上手いし、意外なことに背の高くない選手が上尾で頑張っている。その一人がトヨタ自動車から移籍して3年めの佐藤優花選手。

トヨタ自動車ではエースで、故障があって上尾に移籍。リハビリしながら苦手な守備も磨いて、今ではダイナミックな回転レシーブも披露しています。回転レシーブの出来ない日立のリベロより上手い (^m^;)

佐藤優花選手は蓮っ葉なところが微塵もなく、大林素子の正反対のイメージです。例えるなら永遠の処女というか、神社の巫女さんのような「神聖にして侵すべからざる」存在感があります。小顔で強烈なアタックを見舞う、何とも不思議な選手ですが、これだけ苦労してもちっとも苦労を感じさせないのが良いですね。

上尾は山崎のの花セッターが理想体型から程遠く、軸が太くて尻が重く、ジャンプトスの時に両足を開く欠点を持っています。それでも体型は少し細くなったような気はしますが。強気な性格も冷静さに欠ける可能性がある。無駄を削いで、シャープにプレーできるようになれば安定すると思います。

それにしても、トヨタ車体のルックス枠の薮田選手に対抗して、スタイル枠の椎名選手を売り出すとは上尾もなかなかやるな ( ̄- ̄)

PFUに話を戻すと、流れが悪くなると焦って自滅してしまう。田原セッターも焦ると単調になってアタッカーがブロックに捕まる。セッターは気持ちが安定してないとダメなのです。集中すればするほどシーンとした無音の世界に入らないと (_ _;)

今日の日立のバカボンセッターも、最後にツーアタックしてタッチネット。試合終了にも気が付かないで次のプレーに入ろうとするお粗末さ。日立はリーグで一番、リベロが穴なのだから、センター線のセッターとMBがカバーしないと勝てません。相変わらず相手アタッカーと一緒に猿ジャンプするリベロがキャプテンでは勝てるわけがありません。

コメント (6)
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