平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

PFUと日立の課題

2021-10-18 03:45:17 | バレーボール
バレーボール女子のVプレミアリーグが開幕しましたが、全部見る時間はないので、日立リヴァーレ対久光、デンソー対PFU、上尾対岡山戦に絞ってざっと見ました。一番面白かったのは日立と久光戦 (;^ω^)

日立は、ホームページのフォトショ力がアップ。比例して、上坂とオクムの攻撃陣も成長。特に、上坂選手は馬体が完成した古馬のような風格。トヨタ車体から移籍してきたMBの渡邊彩選手も、適応力が高いのか良い仕事する。

しかし、問題なのが若い二人のセッター。攻撃陣がバシッと打つシーンが少なくて、タイミングがズレているのが分かる。また、チャンスボールが返ってきた時に、すわ速攻という場面でセッターに高いボールを返して攻撃が遅れるシーンも目立った。ラリー中の速攻が出ないと勝てません (~O~;)

久光で一番驚いたのが栄セッター。昨年までの中途半端さが影を潜め、JTの籾井選手ばりのフォームに変化。姿勢が良くなると全てが上手く回るから、トスも安定するしリズムも良くなる。あのミスばかりの榮選手がオワコンから復活です (^^)

対照的に、上尾のセッターはジャンプトスの時に足を開く旧世界のまま。このままだと時代に取り残されます。

この上尾に負けた岡山は、新人の中国人MB、雲母選手を先発で使いましたが、背の高さを活かせずブロックゼロ(17日)。決定率も低いし、使えるまで時間がかかると思います。一度完成したチームを壊して再構築が始まったばかり。その割にセッターは代わり映えなし。下位争いは見えてます (_ _;)

PFUは完成しているデンソー相手に20点近くまでは善戦。そこから突き放されるのは、チーム全体が勝ちを意識して消極的になるからです。若い選手や移籍してた選手が多いので仕方ありませんが、まだチームとしてのカラーを模索中。岡山から移籍の渡邊真恵選手も出てなかったし。

PFUは、スイッチを持っている選手が多く、スイッチが入らないと働かない。デンソーから移籍の田原愛里も鍋谷友理枝もそうだし、渡邊真恵も高相選手もスイッチが入ると乗りまくる。遠慮してプレーしているうちはスイッチは入りません (>_<")

アジア枠のベトナム選手のジャン ティタントゥイーは、思った以上に使えそう。ブロックもそこそこだし、何よりサーブが良い。PFUの課題はサーブとサーブレシーブだから、サーブの良い選手は必要不可欠な存在。

しかし、肝心の田原愛里のサーブが不安定。もともとサーブが良かった選手だったのに、デンソー時代に監督が替わったらサーブがだめになった。特にネットに引っかかるようになった。筋トレで体のバランスが変わったためか、それとも技術的問題なのか、昔の動画を分析してみないと (@@;)

PFUは山下セッターがフォーム矯正中みたいで、ジャンプしないでトスを上げるシーンが多い。でも、アタッカーは適度にジャンプしてもらったほうがタイミングが合うはずです。セッターとアタッカーのタイミングはシンクロナイズだから、セッターのジャンプの頂点でトスが上がれば打ちやすいはず。

山下セッターはリズム感が悪くて、片足ジャンプとか、リズム感の良い選手には出来ない芸当が得意。先に上げた久光の栄選手は体型も同じくらいだし、いろいろと参考になると思います m(_ _;)m
コメント (2)
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