平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

仮想現実(バーチャル)世界の危うさ

2020-06-04 16:23:10 | Weblog
女子プロレスラーの木村花さんがネットのバッシングが原因で自殺したと報じられています。強くなるためにプロレスラーになった人が、バッシング程度で死を選ぶ。彼女を弱くした本当の理由は何か?

僕は彼女の出演した番組(テラスハウス)は見たことはないのですが、多分にヤラセ要素の含まれた仮想現実世界を描いたものだそうな。冷めた人はヤラセだと分かって観る。プロレスも本気で戦っているわけではなく、悪役も悪役を演じているだけ。でも、中にはプロレスを本気で見ている人がいる。大阪で教えていたときの先生仲間にも、愛知芸大油科出の熊さんは本気で見ていてドン引きした記憶が (-_-;)

京アニ放火の犯人もそうですが、現実と仮想現実の区別がつかなくなっている人が増えている。現実ではないドラマを本気になって見て、出演者の演技に激怒してネットで叩く。余りに幼稚で理解に苦しむ。でもゲーム脳の人は大半が同じ脳の構造をしているのです。だから世の中には現実と仮想現実の区別がつかなくなった変な人が満ち溢れることになる (;´Д`)

仮想現実の世界は、実は逃避の世界なのです。現実の世界が息苦しい。楽しくない。希望がない。そのような人が逃げ込む先が仮想現実の世界。だから年齢に関係ないし、地位や学歴にも関係ない。逃げようとする人に、金も地位も学歴も年齢も重荷でしかないから (=_=)

仮想現実の世界に生きている人は、現実の世界よりも仮想現実の世界の方が生きがいとなる。木村花さんは悪役を演じ、ドラマでも悪役を演じ、仮想世界の評価を拠り所にして裏切られた。現実を直視して受け入れる強さがあれは死を選ぶことはなかったはず。

現実世界を楽しく美しく希望に満ちた世界にする覚悟。その強さが必要だったのだと思います (T_T)
コメント (19)
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