平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

形になってきた日立リヴァーレ

2019-12-02 14:00:50 | バレーボール
土曜日の日立リヴァーレは化け物軍団の東レにストレート勝ち。第2セット、第3セットは圧倒で、これがあの弱い日立かと疑うほど (@@;)

でも、この勝利は偶然ではなく、日立らしさが形になった、チームの努力の結果なのです。だからインビューの時に佐藤美弥が涙ぐんでいた (´;ω;`)ウッ…

技術面から言うと、サーブレシーブの悪い長内選手をレシーブ免除にして攻撃に専念させた。これにより、長内選手に気を遣っていた選手たちが自分のプレーに集中できた。結果としてレシーブのミスが減り、セッターの佐藤美弥を中心とする多彩な攻撃に移ることが出来た。また、攻撃だけでなく守備でも攻撃的な守備でボールを拾うことが多くなった (;・∀・)

守備で混乱していた窪田選手は、長内選手という心理的負担がいなくなったので守備が安定し、バックアタックが少なくなったので余裕が生まれた。同じことはリベロ陣にも言えることです。

苦言を呈していたミドルブロッカーは、背の高い入澤選手を使うことで安定。ブロックもワンタッチも取れて、相手が過剰に意識して自滅。タップ選手も随分と横の動きやブロードが良くなりました。対応力は抜群 (^=^;

次に心理面を説明すると、日立はベテランの佐藤美弥と渡邊久惠や芳賀舞波が話し合って考えているチームです。そこに日立ベルフィーユ時代の多治見麻子が監督として加わり、選手の意見や考えを汲み上げる体制ができたのではないか。選手だけで悩むより、首脳陣が加わって方向性を決めれば具体的に改善できる。多治見監督もようやく慣れてきて、チームが固まってきた。

繰り返して書いていますが、物事は難しく考えてはならない。水が流れるように易しく考える事が大切。しかしそれがなかなか難しい (;´Д`)

一般にスポーツはスパルタが横行し、過度なプレッシャーを選手にかけて選手の負担を大きくしている。これは大間違いで、逆に負担を取り除いてやれば、選手は伸び伸びとプレーして力以上のものを発揮できる。もともと明るくて伸び伸びプレーの日立でしたから、守備面からプレッシャーを取り除けば後は良いサイクルで回る理屈。サーブレシーブからの長内外しがその典型です。

けれどこれは、素直で謙虚で前向きな選手の多い日立だから出来たことであり、どこのチームでも成功するかは分からない。大切なのはハートですから。そのハートの代表選手が佐藤美弥と渡邊久惠。これからも頑張れ (^ω^)

なお、本当は土曜日夜に書きたかったのですが、翌日のボロ負けが怖かったので今日にしました。案の定、渡邊久惠選手を入れたことで、長内選手をサーブレシーブに戻して最下位のPFUに追いつかれてフルセット負け orz

日立は強気をくじき弱気を助けるから (_ _;)
コメント (4)
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